PORT JOURNEYS showcase Bady Dalloul / Paris
《Bound Together》WORKSHOP
開催日時 | Date | 2021年6月5日(土)| June 5 (Sat) 13:00-16:00 6月7日(月)〜11日(金)| June 7 (Mon) - 11 (Fri) 20:00-21:00 |
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会場 | Venue | 6月5日:象の鼻テラス 6月7日〜11日:オンライン |
アーティスト | Artist: | バディ・ダルル | Bady Dalloul |
参加費 | Admission: | 無料 | Free |
定員 | Maximum number: | 10名 |
参加方法 | Reservation: | お申し込みご希望の方は、氏名・年齢・ご連絡先を明記の上、メールでご連絡ください。 ※対象は18歳以上。ご参加にあたりいくつかお願いと注意事項がございます。本文を参照ください。 |
主催 | Organized by: | 象の鼻テラス | Zou-no-hana Terrace |
後援 | Supported by: | 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本 | Ambassade de France / Institut français du Japon |
協力 | Cooperation with: | TOKAS – Tokyo Arts and Space、ヴィラ九条山 | Villa Kujoyama |
世界のクリエイティブな港町をつなぐ、ポート・ジャーニー・プロジェクト。2016年より、連携都市にかかわらず広く海外アーティストとその都市・クリエイティブ活動を紹介する「PORT JOURNEYS showcase」シリーズをスタートしました。
今回ご紹介するのは、フランス・パリを拠点に活動するアーティスト、バディ・ダルルです。
本企画では、6月5日〜6月11日まで一般参加者とともにワークショップを実施し、6月12日〜24日までその成果を展示します。
展示初日となる12日には、クレリア・ゼルニック(エコール・デ・ボザール教授)を交えトークイベントを開催します。
■ワークショッププログラム
ワークショップでは、参加者に服をご持参頂き、「自分史」を直接服に書き込むことで作品を制作します。
初日にオリエンテーションと5日間のオンラインワークショップを通じて深掘りし、完成した作品を展示するプログラムです。
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コンセプトは「仕事着に自分の人生を書くこと」。
これは人生全般に関することで、特に仕事に限定したことではありません。
人を本に例えると、服はその表紙となります。
一般的に、私たちは自分の人生の詳細な点や、何が自分を作ったのかを共有することは稀です。
しかし、身に着ける「服」が、どんな仕事をしているのか、どこから来たのかといった、その人自身を伝える手がかりになることもあります。
作品は、自分が最も親しみを感じる言語で表現してください。
Bady Dalloul
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【スケジュール】
6月5日(土)13:00-16:00 :ワークショップ初日
会場:象の鼻テラス
・バディ・ダルルと参加メンバー同士の顔合わせ
・バディ・ダルルの自己紹介
・ワークショップの説明
・実際に書き出してみる
6月7日(月)〜11日(金)20:00-21:00
会場:オンライン
・1日1時間、アーティストや参加メンバーがオンラインで集合し、ワークショップを継続
・進捗を報告し合いながら、交流することで「自分史」を掘り下げていく
6月12日(土)11:00- 13:00-
会場:象の鼻テラス
・制作した作品を象の鼻テラスに持ち込み展示作業に参加(公開で行います)
【ワークショップ参加にあたってお願いと注意事項】
・参加対象は18歳以上です。
・作品制作では、自身の「仕事着」に直接ペンで文字を書き出します。使用可能な「仕事着」をご持参ください。
・「仕事着」は、勤労の際に着る服を指します。制服、普段着と一緒など様々な場合が考えられます。
・「仕事着」は着古したもの、使わなくなったもので構いません。
・「仕事着」はなるべく明るい色をご用意ください。自分史を書き出すペンは【黒・赤・青】を想定しています。
・「仕事着」は上下セットでご用意ください。
・使用する「仕事着」の候補をワークショップ初日にお持ちください。展示に適しているかバディ・ダルルが確認します。そのため、2〜3着、候補があることが望ましいです。
・オンラインワークショップは全日程の参加でなくても構いませんが、作品や体験を深めるものですのでなるべくご参加ください。
・アーティストとのコミュニケーションは主に英語で行います。スタッフによるサポートも可能です。
・ワークショップの様子は映像に残し、アーカイブとして象の鼻テラスのYoutube チャンネルで一般公開するほか、広報活動(象の鼻テラスHP、ツイッター、FB、インスタグラム、記録報告書、横浜市HP、アーティストの活動記録、その他報道資料など)に使用する可能性がございます。
・オンラインでの開催の様子も記録に残し映像編集に活用します。映り込む背景や音などにご注意ください。
バディ・ダルル Bady Dalloul
1986年生まれ。フランス、パリを拠点に活動。2015年、パリ国立高等美術学校卒業。政治、社会、歴史をテーマに、デッサン、映像、オブジェを用いて作品を制作する。バディ・ダルルの作品は、ポンピドゥーセンター=国立近代美術館、ヴァル・ド・マルヌ現代美術館(Mac/Val)、イル=ド=フランス地域圏現代美術基金《Le Plateau》、アラブ世界研究所やカディスト・アート・ファウンデーションの常設コレクションに収蔵されている。2017年、「アラブ現代創作のためのアラブ世界研究所友の会賞」を受賞。
バディ・ダルルは2021年度ヴィラ九条山のレジデントアーティストであり、滞在中に「想像上の私の祖国」と名付けられた新たなプロジェクトに取り組んだ。
* ヴィラ九条山は、フランスのヨーロッパ・外務省の文化機関です。アンスティチュ・フランセ日本の支部の一つとして活動し、主要メセナのベタンクールシュエーラー財団とアンスティチュ・フランセの支援を受けています。
■ポート・ジャーニー・プロジェクトとは
クリエイティブな街づくりを推進する世界各地の港町と文化交流を図り、象の鼻テラスと、各都市で独自な活動を行う文化施設がサステナブルな関係構築を目指す国際的なプロジェクトです。2011年に横浜とメルボルン(オーストラリア)の交流からスタートし、以降、ネットワークを徐々に拡大し、年に一度のディレクター会議(毎年ホスト都市を変えて実施)や2ヶ月に一回のオンライン会議も行いながら、交流する2都市間や、アーティストのみにとどまらない広い意味での文化交流のかたちを探っています。現在までの参加都市(ディレクター会議の単回参加も含む):横浜(日本)、メルボルン(オーストラリア)、サンディエゴ(アメリカ)、ハンブルク(ドイツ)、上海(中国)、フローニンゲン(オランダ)、バーゼル(スイス)、ナント(フランス)、レイキャビク(アイスランド)、アンマン(ヨルダン)、高雄(台湾)、ヘルシンキ(フィンランド)、光州(韓国)など。
本プロジェクトの中で、2014年の横浜開催を皮切りに年一度続けてきた「ディレクターズミーティング」は、2015年に光州(韓国)、2016年にハンブルク(ドイツ)、2017年に上海(中国)、2018年にヘルシンキ(フィンランド)で開催され、今回で6回目の開催となる。
PORT JOURNEYS オフィシャルページ:https://portjourneys.net/