PERFORMING ARTS

“TPAM in Yokohama 2012”連携公演『24L/P -MID RAW-』

開催日時:

2012年2月17日(金)18:00 ~ 18日(土)18:00

会場:

象の鼻テラス

入場料:

時間帯により、入場料が必要となります。
17日18:00 〜 18日10:00/1,800円 ※TPAM PASSの掲示で無料
18日10:00 〜 18日18:00/無料

ゲストキュレーター:

岡崎松恵(NPO法人Offsite Dance Project)、アート倉持(黒パイプ)、
永井祐介(VACANT 代表)、もふくちゃん(株式会社モエ・ジャパン 代表取締役)、
遠藤豊(ルフトツーク 代表取締役)

主催:

ルフトツーク、国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2012 実行委員会

協力:

象の鼻テラス

『24L/P -MID RAW-』では“Live”=生きている、生活する+“Performance”=行動、実行、公演。2つのキーワードを併せ持ったLive Performanceと呼ばれるアートは世界中で既存の枠組みを取り壊し、再構築しながら、様々なかたちで展開されています。それはまさに、生きていることのパフォーマンスに他ならないものと言えるでしょう。

象の鼻という開放的で公共性を備えた超発信基地的空間から発信される「今を生きる」パフォーマンスを実施、クロス・ジャンルのキュレーターが選ぶ「これもある」という新たなクリエイティビティ、その「状況」自体を紹介し、表現の多様性自体を押し広げ、また各ジャンルにいた観客層へ新しい視点を提案するイベント、24時間ぶっ続けのLive Performance Experienceをお送りします。


【プログラム】
■岡崎松恵(NPO法人Offsite Dance Project)ディレクション
「We dance」番外編/“We dance” spinoff
2月17日(金)
21:00〜21:30 川口隆夫
22:00〜22:30 白神ももこ/東野祥子

■遠藤豊ディレクション
コスモポ
2月17日(金)
21:30〜22:00 クリウィムバアニー
2月18日(土)
17:00-18:00 未来.CO(磯島未来)
時間未定 トチアキタイヨウ、メガネ、GINGA(レーベル) ほか

■アート倉持(黒パイプ)ディレクション
2月17日(金)
25:00〜26:00(深夜ライブなのでお間違えの無いように)
ライブ・パフォーマンス「作業」
出演:河村康輔、Hair Stylistics、山口元輝


【タイムスケジュール】
■ Fri 17 Feb.
18:00 OPEN



18:00(Fri 17) - 18:00(Sat 18) 栩秋太洋 Taiyo Tochiaki / dance [E]

18:00(Fri 17) - 18:00(Sat 18) U+UCO / installation [E]



19:00 - 19:40 AIZENN / music [M]

20:00 - 20:30 U+UCO sensing colors LIVE [E]

20:30 - 21:00 DJお父ちゃん DJ Otochan [M]

21:00 - 21:30 川口隆夫 Takao Kawaguchi / dance [O]

21:30 - 22:00 クリウィムバアニー crewimburnny / dance [E]

22:00 - 22:30 白神ももこ、東野祥子 Momoko Shiraga, Yoko Higashino / dance [O]
22:30 - 23:00 lounge

23:30 - 23:59 金魚(鈴木ユキオ)Kingyo - Yukio Suzuki [E]

23:59:30 - 24:00:00 栩秋太洋 Taiyo Tochiaki [E]

24:00 - 25:00 DJ Toshio BIng Kajiwara × メガネ megane PoleDance × Masato TSUTSUI VJ [E]


25:00 - 26:00 河村康輔 × Hair Stylistics × 山口元輝 [K]


26:00 - 28:00 RENGA presented by GINGA [E]

26:00 - 26:25 機長

26:35 - 27:00 ふぁすま

27:00 - 27:30 そね

27:30 - 28:00 KTG


28:00(4:00) - 10:00 lounge


■ Sat 18 Feb.

10:00 open terrace



13:00 - 13:30 U+UCO barcodes demonstration LIVE [E]

14:00 - 15:00 THE TRIP TO AURORA work in progress


17:00 - 18:00 未来.CO(磯島未来) Mirai.Co / dance [E]



18:00 CLOSE


※プログラムの詳細は下記ウェブサイトにて詳細を随時公開します。
http://www.luftzug.net/24lp/


【パフォーマー プロフィール】
■川口隆夫(ダンサー/パフォーマー)
1991年より吉福敦子らとATA DANCEを立ち上げ、ダンスを始める。96年より「ダムタイプ」に参加。並行してソロパフォーマンス。2003年以降は音楽とアートの領域をまたぐアーティストとのコラボレーションを、2008年5月からは「自分について語る」をテーマに『a perfect life』シリーズを展開中。ジャンルに囚われず、常に新しい表現方法やテーマを模索するパフォーマンス作品を目指している。主な作品に『ディケノヴェス』(2003)、『D.D.D.』(2004)、『グッド・ラック』(2008)。他に2007年より藤本隆行(ダムタイプ)、白井剛(AbST)、rhizomatiksのメンバーとともに『true―本当のこと』。香港のディック・ ウォン、映画監督の今泉浩一とともに『Tri_K』(2010)、真鍋大度らと『TABLEMIND』(2011)など。
http://kawaguchitakao.com/


■白神ももこ(振付家・ダンサー)
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東京生まれ、東京育ち。幼い頃から習っていたバレエは大好きだったが、次第に妄想と現実の差にコンプレックスを抱き、その反動からダンス作品を作るようになる。自ら主宰するモモンガ・コンプレックスでは、ダンス・パフォーマンス的グループと名づけて、ダンス?な活動を通して世界の端っこに焦点をあてる。2008年より富士見市民文化会館キラリ☆ふじみのレジデンスカンパニーとして活動。2009年、キレなかった14才・りたーんずに演出家として参加。『すご、くない。』を発表。無意味・無駄を積極的に取り入れユニークな空間を醸し出す振付・演出には定評があり、カンパニー活動の他にワークショップや演劇作品への振付など多方面で活躍中。


■東野祥子(振付家・ダンサー)
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音楽家/映像作家/美術家/デザイナーなどが在籍するDance Company BABY-Qを主宰。劇場やオルタナティブスペースにて数々の作品を発表し、国内はもとより、海外などでも招聘され高い評価を受けている。ソロダンサーとしても即興ミュージシャンとセッションを展開。スタジオ「BABY-Q Dance Lab」を運営し、人材育成を行う。学校教育プログラムでの指導やイベントなども行う。受賞歴多数あり。
http://www.baby-q.org/


■クリウィムバアニー
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だんすかんぱにー。女体の動きを妄想的視点(=男子)およびラブリー視点(=女子)の両極から捉え、果てなく行き違う2つのベクトルの交錯点にある夢と現実と虚無をポップに描き出す。個々のもつ女体独自の動きやしぐさ、毒味などをちりばめ、無防備に舞っては時にだらりとした空気感を醸し出し、瞬く間に観るものをクリウィムワールドへと引き込み、現在中毒者蔓延中。


■未来.Co(磯島未来)
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青森県八戸市生まれ。モダンダンスを中村美枝子に習い、上京を機に「黒沢美香&ダンサーズ」各公演に参加。その後、ダンスユニット「ピンク」を結成、国内外11都市にて作品を発表。日本女子体育大学舞踊学専攻卒業、ソロ活動開始。2008年、文化庁在外研修員としてドイツ・ベルリンに2年滞在。自身の作品を3作品発表、他作品にも出演し研修を終え、2010年秋に帰国。 2011年、「未来.Co」を立ち上げ新しい活動を展開させる。


■メガネ(オルタナティブポールダンサー/衣装作家)
既存のポールダンスの枠からはみ出したオルタナティブポールダンサー。性の対象となり得るポールダンスというジャンルにおいて、メガネという芸名、自作の異色なコスチューム...個人の情報を極力排除したその姿で、観る者の妄想を掻き立て、アグレッシブかつセクシーな、パフォーマンスを行う。また、世界初!?、発電ポールを考案し、ダンスでエネルギーを作る「Energy of dance」など、一線を画す表現方法でポールダンスを発表している。2012年「第15回岡本太郎現代芸術賞」にて岡本太郎賞特別賞受賞。


■河村康輔(ドザイナー/コラージュ・アーティスト)
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1979年広島県生。東京在住。グラフィック・ドザイナー、特殊デザイナー他プラス・ワン、コラージュ・アーティスト。2006年、根本敬氏個展『根本敬ほか/入選!ほがらかな毎日』入選。ERECT Magazineアートディレクター。アパレルブランドから様々なライブ、イベント等のフライヤーや根本敬、中原昌也、等の装丁、デザイン等を手掛ける。季刊誌『TRASH-UP!!』に根本敬氏と共作で実験アート漫画『ソレイユ・ディシプリン』を連載中。また、Winston Smith、KING JOE等と共作、美術館、ギャラリー等で個展、グループ展に参加。2011年、Winston Smithとのコラボレーション作品集『22Idols』を発売。サンフランシスコでの単独個展「TOKYO POP!!」を開催する。最新作は、「大友克洋GENGA展」のメインビジュアル制作。ブックデザイン、DVD・CDジャケットデザイン、広告、アパレル、イベント企画、その他無差別(無意識)に様々な媒体で活動。
http://www.erect-magazine.com/
http://ameblo.jp/zaide/


■Hair Stylistics(a.k.a 中原昌也)
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Photo: 西端真矢

小説、映画評論など文筆活動の傍らで前世紀末より継続されている中原昌也による音楽プロジェクト。テーブル上にぎっしり並べられた夥しい量の機材(発振器、エフェクター、サンプラー、リズムマシン、アナログシンセetc)を同時にあやつる剛胆さと聴衆の前に提示されるその音の複雑さ/繊細さにより、行為としての即興演奏を更新し続けるヘア・スタイリスティックスのありかたは、ノイズ・ミュージックの文脈のみならず多分野からの注目を集め、熱心なリスナーを獲得している。boidからの月刊ヘアスタや自主制作100枚シリーズなど、Hair Stylisticsとしてのリリース作品はきわめて多数。


■山口元輝(ミュージシャン / ドラム業)
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Photo: toydog

21世紀の幕開けとともに本格的に打楽器奏者の道へ入る。幾多のセッションワークと平行して国内外でのライブや録音に参加。Shing02、テニスコーツ、Emi Meyerなどの非常勤ドラマー。今春発売される湯浅湾のミニアルバムと東名阪ツアーに参加予定。また本年自身初となる音源集がリリース予定。
http://d.hatena.ne.jp/motoki-yamaguchi/


■AIZENN
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秋葉原・池袋系でも唯一!?の、「歌って踊れる」男装アイドルユニット。
じっくり聴かせる本格派イケメンポップス!!
東京都内を中心に2008年2月より活動を開始し、2011年より5人組として再始動した「男装」アイドルユニット。そのルックスとパフォーマンス、歌唱力が評判を呼び、自身プロデュースにて男装のみによるライブイベントを主催するなど都内にて勢力的に活動を広めている。各メンバー共に個人での能力も高く、DJ、ニコニコ動画での歌い手活動、ダンサー、自主制作映画制作、カメラマンなど、バラエティに富む。一度彼らのステージングを観れば忘れらないインパクトとそれぞれの愛嬌のあるキャラクターで一部で強い支持を受け、その輪は広がり続けている。


■RENGA presented by GINGA
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ニコニコ動画を中心とした主にインターネット上で活躍するアーティストをさらに広いフィールドへと昇華させ、音楽的新天地を世の中に問うインテリジェンスな音楽集団を目指す。
http://gingaweb.net/


■U+UCO
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U ユー:長谷川優
UCO ユーコ:石黒ユウ子
管理しえない偶発的な状態や関係性に視点をおき、情報の扱い方と戯れる二ッポン人女性2人組。結成3周年の際にはデリバリー形態でのライブ活動も行っていた。
http://uxuco.info/


■鈴木ユキオ
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Photo: Shinsuke Hatashima

‘97年アスベスト館にて舞踏を始め、室伏鴻等の作品に参加。2000年より「金魚」として活動を開始。引きちぎれるまでに翻弄される切実な身体・ダンスと、圧倒的な空間美は、国内外から注目を集める。「ダンストリエンナーレトーキョー」「香港アートフェスティバル」等に参加。バレエダンサーへの振付や「スピッツ」や「エゴラッピン」等のミュージシャンPV・ファッションブランド「ミナペルホネン」のカタログモデル出演等も行う。また、舞踏のメソッドを基礎にワークショップも実施。身体を丁寧に意識し、自分だけのダンスを見つけ出すプログラムを各地で開催している。‘03年STスポットよりラボアワード受賞。‘07年京都芸術センター舞台芸術賞2007ノミネート。トヨタコレオグラフィーアワードでは、‘05年にオーディエンス賞、‘08年に次代を担う振付家賞(グランプリ)を受賞。


【関連リンク】
TPAM in Yokohama 2012
http://www.tpam.or.jp/2012/j/

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