第一部:17:00~18:00
「メルボルン、横浜市の公共空間におけるアート活動について」
司会進行: 岡田勉(象の鼻テラスアートディレクター)
モデレーター: 進藤詩子(アーティスト、遊工房アートスペーススタッフ)
プレゼンター: Zara Stanhope(キュレーター、リサーチャー)
秋元康幸(横浜市/横浜市文化観光局創造都市推進部長)
第二部:18:05~18:35
「フリーディスカッション&質疑応答」
司会進行: 岡田勉
パネラー: Zara Stanhope、秋元康幸、進藤詩子、徳仁美(オーストラリア大使館文化担当官)
※逐次通訳有
※第二部終了後、簡単な懇親会を予定しています。
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象の鼻テラスでは、横浜港発祥の地である象の鼻地区に立地しているという歴史的背景から、「文化交易」をコンセプトのもと、世界で活躍するアーティストを毎年外国から招聘し、来日したアーティストが横浜という都市とコミュニケーションを図り、サイトスペシフィックなインスタレーション展示や、イベントを行ってきました。
今年度からは、昨年度までの課題を踏まえ、より一層「交易」というコンセプトを具現化するため、横浜の姉妹、提携港がある都市との文化的交流を図るプロジェクト「PORT JOURNEY」をスタートします。
各都市において文化活動をけん引するアーティストや、キュレーター、行政の立場から文化政策にとりくむ市職員などを招き、有識者とのディスカッションを年間通して重ね、パートナーシップを築き、交流コンテンツを共同で作ります。将来的には各港町をつなぐネットワークの形成を目指します。
ワークショップ、展覧会、パフォーミングアート、音楽ライブ、文学、フード、ファッション、、、、都市を知る為のヒントとなり、触れる機会を創出するコンテンツをめざし、象の鼻テラスから、各国の港町を訪ねる長い旅が始まります。
最初の寄港地は、横浜市と貿易提携港の、オーストラリアの代表的な多様文化都市「メルボルン」。小さな港湾都市でありながら、外国からの移住者も多く、アートのみならず、グラフィティーや音楽などのストリートカルチャー、ファッション、食文化など多岐に渡って独自のカルチャーが浸透しています。また、メルボルン市やビクトリア州政府など、行政がアーティストやアート&カルチャー事業、活動を手厚くサポートしていることでも知られています。
象の鼻テラスでは、本プログラムのキックオフディスカッションを上記の日程で開催します。
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