WORKSHOP

カンパニー・ジル・ジョバンによるワークショップ Geneva Sessions 10 made in Yokohama/Japan

開催日時:

2010年9月11日(土)〜 15日(水)11:00〜18:00 
※最終日は公開講評会を行います。
※全日程参加可能な方を優先しますが、ご都合などはご相談ください。

会場:

象の鼻テラス
※会場はオープンスペースの為、WSは公開形式で行います。ご了承下さい。

参加条件:

プロのダンサーまたは振付家。定員予定10名。

応募方法:

締切2010年8月20日
写真付きの履歴書(日英表記。どこで学んだか、学んだ期間、公演歴、ダンス歴、振付歴など)をメールにて、m.miyakubo@spiral.co.jp(スパイラル 宮久保宛)に送付してください。
(可能であれば、自身の踊るビデオのインターネット・リンクも添付してください。)
結果は、メールにてお知らせします。

その他注意事項:

・ワークショップは英語で行われます。(日本語通訳あり)
・小さなビデオカメラ1台(flipcam、携帯電話など)をご持参願います。
・宿泊および移動のケアはできません。

お問い合わせ:

スパイラル パフォーミングアーツ担当 宮久保 tel.03-3498-1171
象の鼻テラス  tel.045-661-0602

このワークショップは2007年からジュネーヴを中心に年に1度開催されており、経験豊富なプロのダンサーのために、意欲を高める芸術的環境を生み出すことを目的としています。
今回横浜でのWSは「身体の動きとカメラの動きの関係性を探求すること」に重きをおき、参加者は複数の小さなビデオカメラで撮影し、小さなダンス・フィルムを製作します。また、このWSにはジル・ジョバン作品に楽曲を提供しているイギリスの作曲家、クリスチャン・ヴォーゲルも参加。ダンス・フィルムとその動きへの関係性に、サウンドという特別な焦点が置かれます。
その他、ジル・ジョバンの振付作品の映像や関係のあるヨーロッパの振付家のビデオ上映や、作品に関するトークセッションも開催する予定です。

このWSで作られたショートダンスフィルムは来年2月に横浜で開催予定のYPAM(旧TPAM)の会期中、象の鼻テラスで紹介いたします。
ぜひ新しい表現への出会いを求めて、このWSにご参加ください。


【講師プロフィール】
ジル・ジョバン (ダンサー/振付家)

1964年スイス・ジュネーブ生まれ。いくつかのスイスカンパニーでの経験の後93-95年ジュネーヴのテアトル・ユジンのコ・ディレクターに就任。
初の振付作品「A×B=X」(97)では、性別、自分と他者といった、身体を介した相対立する側面を題材にし、各国の著名フェスティバルで紹介される。
99年「ブレインダンス」で、そのラディカルな振付で国際的に評価を得、01年「Moebius Strip」 をパリ市立劇場にて上演。その後も、ベルリン・シャウビューネやリヨン・ ビエンナーレ、パリ・ポンピドゥーセンター等で作品を発表している。
03年ジュネーヴ国立バレエ団に振付を委嘱された「TWO THOUSAND THREE」は、モンペリエ・ダンスフェスティバル、パリ・カルティエ・デテ、リヨン・ビエンナーレにて発表。
05年には「Steak House」で、イタリア、フランス、ポーランド、ポルトガルでツアーを行うなど、その活動が世界各地で注目されている。
08年パリ市立劇場を満員にした「Text to Speech」は、世界各地で勃発する内紛や戦争を題材に、人と情報との関係性をダンサーの身体と映像や音声から流れるテキストによって描き出した作品。同年初来日。
スパイラルホール、山口情報芸術センター(YCAM)にて同作品を上演。この初来日で影響を受けた歌舞伎、浄瑠璃などを取り入れた新作「Black Swan」をダンストリエンナーレ トーキョー 2009にて発表、好評を博した。 

ジル・ジョバン公式WEB:www.gillesjobin.com/

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