ポート・ジャーニー・プロジェクト 横浜⇆ハンブルク
ラエル・ブランズ展 『HUMAN FACES』
PORT JOURNEY Yokohama - Hamburg Rahel Bruns "HUMAN FACES" |
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開催日時 | DATE: | 2018年7月7日(土)〜 7月19日(木) | July 7th SAT - 19th THU |
*7月7日(土)〜7月8日(日)ワークインプログレス(作品展示作業の一般公開) | |
*7月13日(金)レセプション&トークセッション | |
会場 | VENUE: | 象の鼻テラス | Zou-no-Hana Terrace |
主催 | ORGANIZED BY: | 象の鼻テラス | Zou-no-Hana Terrace |
協力 | IN COOPERATION WITH: | FRISE |
助成 | SUBSIDIZED BY: | ハンブルク市文化部 | Hamburg Ministry of Culture |
世界のクリエイティブな港町をつなぐ「ポート・ジャーニー・プロジェクト」。
今回は、昨年12月に横浜のアーティスト佐藤未来を派遣したハンブルクから、アーティストRahel Bruns(ラエル・ブランズ)を招聘し、象の鼻テラスから海を望む大きなガラス窓一面に無数の「顔」を散りばめる作家日本初の個展「HUMAN FACES」を行います。
ポート・ジャーニー・プロジェクトは2011年より、横浜港との姉妹港・連携港を皮切りに、両港間のアーティストの交流をはじめ、双方の行政、文化施設と市民の方々等との立体的で持続的な相互交流を目指し活動しております。その中でも本展は、ハンブルクとの文化交流の中でアーティストを相互派遣し、それぞれの土地に滞在したアーティストが制作展示、市民との交流をすることで文化交流を図るプログラムとなります。
幾多の人の顔による壮大なパレードが象の鼻テラスに出現
本展では、象の鼻テラスに集まる市民や観光客から、開港を支えた国内外の歴史上の人物、交流プロジェクトに関わる人々に至る、この地で交差したであろう多くの人々の「顔」写真が集められ、Rahel Bruns の手によって、ガラス面いっぱいにダイナミックなパレードとして出現します。象の鼻テラスから海を背景としたインスタレーションを見渡した時、作品の顔とガラス越しに見える往来の人々の顔が混ざり合い、鑑賞者に人と人とのつながりについて考えるきっかけを提示します。自身を取り巻く世界や日常への違和感をモチーフに作品制作をしているRahel Bruns。彼女は、2011 年から2 年間に渡り、かつてナチスから逃亡者を大量に送り出し、現在は大量の移民を受け入れているハンブルクのVeddel 港(フェッデル港)を行き交う人をテーマに同プロジェクトを実施しました。開港から150 年以上が経ち、様々な文化や人々が絶えることなくつくり出した創造的な港町・横浜と、ハンブルクの港Veddel を重ね合わせ、港の歴史に想いを馳せながら、未来への希望をつなぐ人々のパレードを出現させます。
今回は、昨年12月に横浜のアーティスト佐藤未来を派遣したハンブルクから、アーティストRahel Bruns(ラエル・ブランズ)を招聘し、象の鼻テラスから海を望む大きなガラス窓一面に無数の「顔」を散りばめる作家日本初の個展「HUMAN FACES」を行います。
ポート・ジャーニー・プロジェクトは2011年より、横浜港との姉妹港・連携港を皮切りに、両港間のアーティストの交流をはじめ、双方の行政、文化施設と市民の方々等との立体的で持続的な相互交流を目指し活動しております。その中でも本展は、ハンブルクとの文化交流の中でアーティストを相互派遣し、それぞれの土地に滞在したアーティストが制作展示、市民との交流をすることで文化交流を図るプログラムとなります。
幾多の人の顔による壮大なパレードが象の鼻テラスに出現
本展では、象の鼻テラスに集まる市民や観光客から、開港を支えた国内外の歴史上の人物、交流プロジェクトに関わる人々に至る、この地で交差したであろう多くの人々の「顔」写真が集められ、Rahel Bruns の手によって、ガラス面いっぱいにダイナミックなパレードとして出現します。象の鼻テラスから海を背景としたインスタレーションを見渡した時、作品の顔とガラス越しに見える往来の人々の顔が混ざり合い、鑑賞者に人と人とのつながりについて考えるきっかけを提示します。自身を取り巻く世界や日常への違和感をモチーフに作品制作をしているRahel Bruns。彼女は、2011 年から2 年間に渡り、かつてナチスから逃亡者を大量に送り出し、現在は大量の移民を受け入れているハンブルクのVeddel 港(フェッデル港)を行き交う人をテーマに同プロジェクトを実施しました。開港から150 年以上が経ち、様々な文化や人々が絶えることなくつくり出した創造的な港町・横浜と、ハンブルクの港Veddel を重ね合わせ、港の歴史に想いを馳せながら、未来への希望をつなぐ人々のパレードを出現させます。
(過去参考作品)2011 〜 2013年にVeddelで行ったレジデンスプロジェクトでの作品
■会期中のイベント
ワークインプログレス ※終了しました
日時:2018 年7 月7 日(土)~7 月8 日(日)
展覧会を公開で制作・設営します。また、ボランティアスタッフとともに顔写真のシールを貼るワークショップも行います。
詳細はこちら
トークイベント「空間からコミュニティへ。«公共»をシフトする」
日時:7 月13 日(金)17:00- 入場無料
登壇者: 秋元康幸(横浜国立大学 客員教授/一般社団法人 横濱まちづくり倶楽部 事務局長)
James Enos(ジョージア大学芸術学部准教授)
Jan Derek Diekema(CareX ディレクター(フローニンゲン))
ファシリテーター:鈴木伸治(横浜市立大学国際総合科学部教授)
都市開発の研究、実践に携わる日米のゲストを交えて、いまあるべき「公共」について語り合うトークプログラム。米ジョージア州、
サンディエゴ、横浜市のケーススタディに触れながら、「公共」の使い方の未来像をディスカッションします。
詳細はこちら
レセプションパーティー&アーティストトーク〈スナックゾウノハナ〉
日時:7 月13 日(金)19:00- 入場無料
登壇者:Rahel Bruns(アーティスト)、原倫太郎(アーティスト)
本展「HUMAN FACES」のレセプションは、象の鼻テラスで不定期開催の〈スナックゾウノハナ〉とのコラボレーション。Rahel Bruns
はもちろん、今春にポート・ジャーニー・プロジェクトにてヘルシンキで展覧会を実施した原倫太郎も交えて、アーティストトーク
を行います。
詳細はこちら
ワークショップ
日時:7 月14 日(土)~ 7 月15 日(日)入場無料
1)13:00 2)14:00 3)15:00 4)16:00(それぞれ約30分程度 | About 30 minutes each)
アーティスト:Rahel Bruns
ドローイングのワークショップを実施します。参加者が描いたドローイングが、その場で作品の一部に加わっていく様子をお楽しみください。
詳細はこちら
ワークインプログレス ※終了しました
日時:2018 年7 月7 日(土)~7 月8 日(日)
展覧会を公開で制作・設営します。また、ボランティアスタッフとともに顔写真のシールを貼るワークショップも行います。
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トークイベント「空間からコミュニティへ。«公共»をシフトする」
日時:7 月13 日(金)17:00- 入場無料
登壇者: 秋元康幸(横浜国立大学 客員教授/一般社団法人 横濱まちづくり倶楽部 事務局長)
James Enos(ジョージア大学芸術学部准教授)
Jan Derek Diekema(CareX ディレクター(フローニンゲン))
ファシリテーター:鈴木伸治(横浜市立大学国際総合科学部教授)
都市開発の研究、実践に携わる日米のゲストを交えて、いまあるべき「公共」について語り合うトークプログラム。米ジョージア州、
サンディエゴ、横浜市のケーススタディに触れながら、「公共」の使い方の未来像をディスカッションします。
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レセプションパーティー&アーティストトーク〈スナックゾウノハナ〉
日時:7 月13 日(金)19:00- 入場無料
登壇者:Rahel Bruns(アーティスト)、原倫太郎(アーティスト)
本展「HUMAN FACES」のレセプションは、象の鼻テラスで不定期開催の〈スナックゾウノハナ〉とのコラボレーション。Rahel Bruns
はもちろん、今春にポート・ジャーニー・プロジェクトにてヘルシンキで展覧会を実施した原倫太郎も交えて、アーティストトーク
を行います。
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ワークショップ
日時:7 月14 日(土)~ 7 月15 日(日)入場無料
1)13:00 2)14:00 3)15:00 4)16:00(それぞれ約30分程度 | About 30 minutes each)
アーティスト:Rahel Bruns
ドローイングのワークショップを実施します。参加者が描いたドローイングが、その場で作品の一部に加わっていく様子をお楽しみください。
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■プロフィール
ラエル・ブランズ (Rahel Bruns)
1979 年、フィルダーシュタット生まれ。ハンブルクに拠点を置く彫刻家であり、国際的なスカラシップ
や賞を多く受賞しています。ブラウンシュヴァイク(ドイツ)、ベルリン(ドイツ)、メキシコシティ(メ
キシコ)の大学で学んだ後、ブラウンシュヴァイク美術大学で2009 年に美術修士号を取得しました。
Bruns はインスタレーション、彫刻、写真、描画、エッチングを用いて作品制作をします。彼女は多様
な素材やサイズのコンセプチュアルな作品を発表し、その多くは政治的背景をモチーフに、侵略と美との
関係だけでなく、アーティストのコンセプト、偶然性、鑑賞者の知覚の関係を問いかけます。
2011 年から2013 年にハンブルクのVeddel 港(フェッデル港)でのアートインレジデンスにて、本展
の原点となるインスタレーションを発表しています。
2011年に横浜とメルボルン(オーストラリア)の交流からスタートし、恊働可能な施設や団体、およびそれらが属する市政府関係者と協議をかさね、今日的かつ持続可能な文化サポートの仕組みづくりを行っています。以降、ネットワークを徐々に拡大。年に一度のディレクター会議(毎年ホスト都市を変えて実施)や2ヶ月に一回のオンライン会議も行いながら、2都市間のみ、アーティストの交流のみにとどまらない広い意味での文化交流のかたちを探っています。
現在までの参加都市(ディレクター会議の単回参加も含む)、横浜(日本)、メルボルン(オーストラリア)、サンディエゴ(アメリカ)、ハンブルク(ドイツ)、上海(中国)、グローニンゲン(オランダ)、バーゼル(スイス)、ナント(フランス)、レイキャビク(アイスランド)、アンマン(ヨルダン)、高雄(台湾/予定)など。
PORT JOURNEYS website
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“Port Journey Project”‐a cultural exchange project with port cities all over the world that promote the creative urban development. On this occasion, inviting Rahel Bruns who is an artist from Hamburg (Germany), we are going to hold her first solo exhibition in Japan titled “HUMAN FACES” in which countless “faces” are sprinkled over a big grass window of ZOU-NO-HANA facing the ocean.
In this exhibition, a collection of human “faces” will make its appearance over the entire glass window as a dynamic parade by the hands of Rahel Bruns. Such collection of human faces is composed of those of many people who could have passed by each other at this place from the public and tourists visiting ZOU-NO-HANA-TERRACE to the historical figures inside and outside Japan who contributed to the opening of the port of Yokohama as well as those involved in our exchange projects. When you look over this installation against the ocean from ZOU-NO-HANA-TERRACE, the faces displayed on such work and those of the people coming and going who can be seen over the glass are being mixed up, creating an opportunity for you to think about the connection between individuals.
In this exhibition, a collection of human “faces” will make its appearance over the entire glass window as a dynamic parade by the hands of Rahel Bruns. Such collection of human faces is composed of those of many people who could have passed by each other at this place from the public and tourists visiting ZOU-NO-HANA-TERRACE to the historical figures inside and outside Japan who contributed to the opening of the port of Yokohama as well as those involved in our exchange projects. When you look over this installation against the ocean from ZOU-NO-HANA-TERRACE, the faces displayed on such work and those of the people coming and going who can be seen over the glass are being mixed up, creating an opportunity for you to think about the connection between individuals.
■Event
WORK IN PROGRESS
2018/7/7 SAT〜 7/8 SUN
TALK EVENT
2018/7/13 FRI 17:00 -
RECEPTION & ARTIST TALK
2018/7/13 FRI 19:00 -
SPEAKER : Rahel Bruns, RIntato Hara
WORKSHOP
2018/7/14 SAT〜 7/15 SUN
You can enjoy drawing workshop and it participate in part of the artwork.
■Profile
Rahel Bruns Artist
Born 1979 in Filderstadt. She is a Hamburg artist based sculptor with shows internationally and various scholarships and prizes. She did her Master in Fine Arts in 2009 at the Academie of Fine Arts in Braunschweig after having studied in Braunschweig, Berlin and Mexico City.
Bruns works intermediately with installation, sculpture, photography, drawing and etching. Her work is not limited in material or size. In her conceptual - often political - work she investigates the relationship between aggression and beauty as well as between the artists concept, coincidences and the observers perception. She published an installation being the origin of this exhibition at an art-in-residence program held at the port of Veddel in Hamburg from 2011 to 2013.
Born 1979 in Filderstadt. She is a Hamburg artist based sculptor with shows internationally and various scholarships and prizes. She did her Master in Fine Arts in 2009 at the Academie of Fine Arts in Braunschweig after having studied in Braunschweig, Berlin and Mexico City.
Bruns works intermediately with installation, sculpture, photography, drawing and etching. Her work is not limited in material or size. In her conceptual - often political - work she investigates the relationship between aggression and beauty as well as between the artists concept, coincidences and the observers perception. She published an installation being the origin of this exhibition at an art-in-residence program held at the port of Veddel in Hamburg from 2011 to 2013.
■About PORT JOURNEYS
ZOU-NO-HANA TERRACE initiated the “PORT JOURNEYS” in 2011, to build relations upon an axis of cross-cultural exchange, through the collaboration of world port municipalities engaged in creative community development, cultural facilities, and artists.
Yokohama’s ZOU-NO-HANA TERRACE has as its objective multi-dimensional and sustainable mutual exchange among artists, municipal administrators and cultural facility staff in each port city. Cities to be involved with this cultural exchange include Yokohama’s sister ports, and port cities having partner relations with Yokohama, and other creative port cities.With the globalization of the world’s economy and changes in economic spheres, there is a demand for cities to reconsider their traditional functions and reinvent themselves; it is in that setting that more and more metropolitan centers around the world are promoting community development with citizens and artists and creators at the core of their concepts.
As a platform for the promotion of community creation, this project’s pursuit is the autonomous development of creative inter-city exchange.
Yokohama’s ZOU-NO-HANA TERRACE has as its objective multi-dimensional and sustainable mutual exchange among artists, municipal administrators and cultural facility staff in each port city. Cities to be involved with this cultural exchange include Yokohama’s sister ports, and port cities having partner relations with Yokohama, and other creative port cities.With the globalization of the world’s economy and changes in economic spheres, there is a demand for cities to reconsider their traditional functions and reinvent themselves; it is in that setting that more and more metropolitan centers around the world are promoting community development with citizens and artists and creators at the core of their concepts.
As a platform for the promotion of community creation, this project’s pursuit is the autonomous development of creative inter-city exchange.