スナックゾウノハナ「Port Journey mini meeting」
-- これまでとこれからの旅の行方 --
開催日時: | 2017年3月1日(水)19:00〜21:00 |
---|---|
会場: | 象の鼻テラス |
参加費: | 無料 |
2016年度も残すところ2ヶ月。
創造的な街づくりの新たな形を探るべく、世界各地の港湾都市間ではじめた国際交流事業「Port Journey」は今年で5年目を迎え、世界各地にメンバーを広げながら活動をしてきました。
昨9月、ハンブルクで開催されたPort Journey Directors Meetingには、各地の施設ディレクターだけではなく多数のアーティストも参加。
芸術を介しての交流って結局どんな良いことがあるの?
どうすれば続くのでしょう?
そもそもなぜ国際交流を行うのでしょう?
今回のスナックゾウノハナでは、交流事業の担い手、実践者を交えて、
ハンブルクでの振り返りから、今後の旅をよりよいものとするためのディスカッションまで、各者の活動についてもお聞きしながら、お酒を片手に語らいたく思います。
創造的な街づくりの新たな形を探るべく、世界各地の港湾都市間ではじめた国際交流事業「Port Journey」は今年で5年目を迎え、世界各地にメンバーを広げながら活動をしてきました。
昨9月、ハンブルクで開催されたPort Journey Directors Meetingには、各地の施設ディレクターだけではなく多数のアーティストも参加。
芸術を介しての交流って結局どんな良いことがあるの?
どうすれば続くのでしょう?
そもそもなぜ国際交流を行うのでしょう?
今回のスナックゾウノハナでは、交流事業の担い手、実践者を交えて、
ハンブルクでの振り返りから、今後の旅をよりよいものとするためのディスカッションまで、各者の活動についてもお聞きしながら、お酒を片手に語らいたく思います。
第1部:
ハンブルクで起きていたこと。アンバサダーの視点からー
藤原ちから(批評家、編集者、BricolaQ主宰)/三田村光土里(アーティスト)/小林勇輝(アーティスト)
モデレータ:大田佳栄(スパイラル/株式会社ワコールアートセンター チーフキュレーター)
ハンブルクで起きていたこと。アンバサダーの視点からー
藤原ちから(批評家、編集者、BricolaQ主宰)/三田村光土里(アーティスト)/小林勇輝(アーティスト)
モデレータ:大田佳栄(スパイラル/株式会社ワコールアートセンター チーフキュレーター)
第2部:
横浜から世界へ クリエイティブシティ構想とPort Journeyから見る国際交流
藤原ちから/杉崎栄介(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団 広報・ACYグループ担当リーダー プログラムオフィサー )
/長田哲征(オフソサエティ株式会社 代表取締役/ディレクター YCC ヨコハマ創造都市センター 館長)
モデレータ:岡田勉 (象の鼻テラス アーティスティック・ディレクター)
横浜から世界へ クリエイティブシティ構想とPort Journeyから見る国際交流
藤原ちから/杉崎栄介(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団 広報・ACYグループ担当リーダー プログラムオフィサー )
/長田哲征(オフソサエティ株式会社 代表取締役/ディレクター YCC ヨコハマ創造都市センター 館長)
モデレータ:岡田勉 (象の鼻テラス アーティスティック・ディレクター)
◼︎PROFILE
藤原ちから
1977年高知市生まれ、横浜在住。批評家、編集者、BricolaQ主宰。12歳で単身上京し、東京で一人暮らしを始める。以後転々とし、出版社勤務の後、フリーに。徳永京子とは共著『演劇最強論』(飛鳥新社)のほか、ウェブサイト「演劇最強論-ing」を共同運営中。また遊歩型ツアープロジェクト『演劇クエスト』を、横浜を中心に、城崎温泉、マニラ、デュッセルドルフ、韓国・安山など各地で創作している。2016年4月よりNHK横浜「横浜サウンド☆クルーズ」にて現代演劇についてのラジオを放送中。
三田村光土里
アーティスト。愛知県生まれ。東京在住。
「人が足を踏み入れられるドラマ」をテーマに写真や映像、音楽、言葉、日用品など、様々な素材を用いて、私小説を描き出すような空間作品を国内外で発表。近年では2006年より滞在制作のプロジェクトArt & Breakfast を世界各国で開催。2016年はあいちトリエンナーレと、ドイツで4ヶ月間の滞在制作・個展。
小林勇輝
1990年 生まれ。現代美術家、パフォーマンスアーティスト。
2008年 University of Hawaii, Kapiolani Community College 在学中 に絵画を学ぶ。
2010年より渡英。2014年 Central Saint Martins, BA Fine Art 卒業後、同年 Royal College of Art, Painting, Performance へ入学、2016年 修了。ヨーロッパを中心にパフォーマンスを含む数々の展 示、フェスティバル に参加。自身の身体を中性的な立体物として用い、性や人種的な固定概念に問いかけ束縛や流動性を表現。また自由と平等の不確かな世界を制限的な社会コー ドを疑い、人 間の存在意義を探る作品を展開、写真や映像作品にも多数携わる。
長田哲征
1970 年横浜生まれ。多摩美術大学建築科卒業。建築設計事務所、現代美術企画事務所勤務などを経て、2002-2008年、ナンジョウアンドアソシエイツ 代表取締役社長/ディレクター。2009年にオフソサエティ株式会社を設立。2015年、YCC ヨコハマ創造都市センターの運営のため、特定非営利活動法人 YCCを設立すると同時にYCC館長に就任。過去にアーツトワダ/十和田市現代美術館の監修・全体計画策定や3331アーツ千代田の計画策定、YCC ヨコハマ創造都市センターの運営計画策定、国東半島芸術祭サイトスペシフィック作品の制作協力などを手掛け、アートによるまちづくりや地域活性化プロジェクトをはじめとしたアートプロジェクトなどを手掛ける。
杉崎栄介
公益財団法人横浜市芸術文化振興財団 広報・ACYグループ担当リーダー / プログラムオフィサー
1999年より同財団所属。横浜市旭区民文化センター、横濱JAZZ PROMENADE等の担当を経て、2006年横浜市創造都市事業本部研修派遣、2007年ACY(アーツコミッション・ヨコハマ)事業を立ち上げ、現在まで担当。創造都市横浜のワンストップ相談窓口を通じて、これまで1,000件を超えるアーティストやクリエーターの相談を受ける。主な事業としてACY助成制度設計・運用、創造都市横浜プロモーション、芸術不動産、関内外OPEN!、ドックヤードガーデン活用事業、地元企業×デザイナーによる商品開発など、芸術文化とまちづくりや産業が交わる現場を担当。現在、ACY第2フェーズへの変革に向け、上司、同僚、横浜市担当者とともに邁進中。
■ポート・ジャーニー・プロジェクトとは
象の鼻テラスが横浜の姉妹、提携港がある都市を皮切りに、クリエイティブ活動が盛んな世界の港町との文化的交流を図る国際プロジェクト。
文化活動をけん引する有識者を招きディスカッションを重ね、都市文化に触れる機会を創出する文化コンテンツをジャンルレスに展開。2011年秋、メルボルン(オーストラリア)との交流がスタート。
2012年7月にはメルボルン、11月にはサンディエゴ(アメリカ)、2013年ハンブルクからのアーティストが来日。日本からは2013年5月にメルボルンへ、2014年7月にハンブルクへアーティストの派遣を行った。2014年夏に横浜にて「ディレクターズミーティング」を開催。これまでの交流都市に加えヘルシンキ(フィンランド)、ナント(フランス)、光州(韓国)のディレクターが参加した。 http://www.portjourneys.org/
https://www.facebook.com/PORTJOURNEYS
1977年高知市生まれ、横浜在住。批評家、編集者、BricolaQ主宰。12歳で単身上京し、東京で一人暮らしを始める。以後転々とし、出版社勤務の後、フリーに。徳永京子とは共著『演劇最強論』(飛鳥新社)のほか、ウェブサイト「演劇最強論-ing」を共同運営中。また遊歩型ツアープロジェクト『演劇クエスト』を、横浜を中心に、城崎温泉、マニラ、デュッセルドルフ、韓国・安山など各地で創作している。2016年4月よりNHK横浜「横浜サウンド☆クルーズ」にて現代演劇についてのラジオを放送中。
三田村光土里
アーティスト。愛知県生まれ。東京在住。
「人が足を踏み入れられるドラマ」をテーマに写真や映像、音楽、言葉、日用品など、様々な素材を用いて、私小説を描き出すような空間作品を国内外で発表。近年では2006年より滞在制作のプロジェクトArt & Breakfast を世界各国で開催。2016年はあいちトリエンナーレと、ドイツで4ヶ月間の滞在制作・個展。
小林勇輝
1990年 生まれ。現代美術家、パフォーマンスアーティスト。
2008年 University of Hawaii, Kapiolani Community College 在学中 に絵画を学ぶ。
2010年より渡英。2014年 Central Saint Martins, BA Fine Art 卒業後、同年 Royal College of Art, Painting, Performance へ入学、2016年 修了。ヨーロッパを中心にパフォーマンスを含む数々の展 示、フェスティバル に参加。自身の身体を中性的な立体物として用い、性や人種的な固定概念に問いかけ束縛や流動性を表現。また自由と平等の不確かな世界を制限的な社会コー ドを疑い、人 間の存在意義を探る作品を展開、写真や映像作品にも多数携わる。
長田哲征
1970 年横浜生まれ。多摩美術大学建築科卒業。建築設計事務所、現代美術企画事務所勤務などを経て、2002-2008年、ナンジョウアンドアソシエイツ 代表取締役社長/ディレクター。2009年にオフソサエティ株式会社を設立。2015年、YCC ヨコハマ創造都市センターの運営のため、特定非営利活動法人 YCCを設立すると同時にYCC館長に就任。過去にアーツトワダ/十和田市現代美術館の監修・全体計画策定や3331アーツ千代田の計画策定、YCC ヨコハマ創造都市センターの運営計画策定、国東半島芸術祭サイトスペシフィック作品の制作協力などを手掛け、アートによるまちづくりや地域活性化プロジェクトをはじめとしたアートプロジェクトなどを手掛ける。
杉崎栄介
公益財団法人横浜市芸術文化振興財団 広報・ACYグループ担当リーダー / プログラムオフィサー
1999年より同財団所属。横浜市旭区民文化センター、横濱JAZZ PROMENADE等の担当を経て、2006年横浜市創造都市事業本部研修派遣、2007年ACY(アーツコミッション・ヨコハマ)事業を立ち上げ、現在まで担当。創造都市横浜のワンストップ相談窓口を通じて、これまで1,000件を超えるアーティストやクリエーターの相談を受ける。主な事業としてACY助成制度設計・運用、創造都市横浜プロモーション、芸術不動産、関内外OPEN!、ドックヤードガーデン活用事業、地元企業×デザイナーによる商品開発など、芸術文化とまちづくりや産業が交わる現場を担当。現在、ACY第2フェーズへの変革に向け、上司、同僚、横浜市担当者とともに邁進中。
■ポート・ジャーニー・プロジェクトとは
象の鼻テラスが横浜の姉妹、提携港がある都市を皮切りに、クリエイティブ活動が盛んな世界の港町との文化的交流を図る国際プロジェクト。
文化活動をけん引する有識者を招きディスカッションを重ね、都市文化に触れる機会を創出する文化コンテンツをジャンルレスに展開。2011年秋、メルボルン(オーストラリア)との交流がスタート。
2012年7月にはメルボルン、11月にはサンディエゴ(アメリカ)、2013年ハンブルクからのアーティストが来日。日本からは2013年5月にメルボルンへ、2014年7月にハンブルクへアーティストの派遣を行った。2014年夏に横浜にて「ディレクターズミーティング」を開催。これまでの交流都市に加えヘルシンキ(フィンランド)、ナント(フランス)、光州(韓国)のディレクターが参加した。 http://www.portjourneys.org/
https://www.facebook.com/PORTJOURNEYS
-- ( ENGLISH )
“Port Journey Mini Meeting”: Past and Future Directions of Journey
Part I
Part II
■About PORT JOURNEYS
There is only two months left in FY2016.
This is the fifth year since we started an international exchange project called “Port Journey” among harbor cities around the world in order to explore a new form of creative community development. We have been acting while expanding the members all over the world.
Last September, many artists as well as facility directors from various regions participated in the Port Journey Directors Meeting held at Hamburg.
What kind of merits are there in exchange through art after all?
What should we do to continue it?
To begin with, why do we conduct international exchange?
This time at SNACK ZOU-NO-HANA, we would like to talk about various things over a glass of sake, including a discussion to make Journey better in the future, with the bearers and practitioners of the exchange project, while looking back the matters at Hamburg and listening to each participant about the activities.
This is the fifth year since we started an international exchange project called “Port Journey” among harbor cities around the world in order to explore a new form of creative community development. We have been acting while expanding the members all over the world.
Last September, many artists as well as facility directors from various regions participated in the Port Journey Directors Meeting held at Hamburg.
What kind of merits are there in exchange through art after all?
What should we do to continue it?
To begin with, why do we conduct international exchange?
This time at SNACK ZOU-NO-HANA, we would like to talk about various things over a glass of sake, including a discussion to make Journey better in the future, with the bearers and practitioners of the exchange project, while looking back the matters at Hamburg and listening to each participant about the activities.
Part I
Things Which Happened at Hamburg: From Viewpoint of Ambassador
Chikara Fujiwara (Critic, Editor and President of BricolaQ) / Midori Mitamura (Artist) / Yuuki Kobayashi (Artist)
Moderator : Yoshie Ota (Chief Curator,Spiral/Wacoal Art Center)
Chikara Fujiwara (Critic, Editor and President of BricolaQ) / Midori Mitamura (Artist) / Yuuki Kobayashi (Artist)
Moderator : Yoshie Ota (Chief Curator,Spiral/Wacoal Art Center)
Part II
From Yokohama to the World: Creative City Initiative and International Exchange Viewed from Port Journey
Chikara Fujiwara / Esuke Sugizaki (Leader in charge of Public Relations/ACY and Program Officer of Yokohama Art Foundation) / Tetsuyuki Nagata (Principal/Director of offsociety inc., Director of YCC Yokohama Creative City Center)
Moderator: Tsutomu Okada (Artistic Director,ZOU-NO-HANA Terrance)
Chikara Fujiwara / Esuke Sugizaki (Leader in charge of Public Relations/ACY and Program Officer of Yokohama Art Foundation) / Tetsuyuki Nagata (Principal/Director of offsociety inc., Director of YCC Yokohama Creative City Center)
Moderator: Tsutomu Okada (Artistic Director,ZOU-NO-HANA Terrance)
◼︎PROFILE
Chikara Fujiwara
http://bricolaq.com
https://twitter.com/pulfujiko
Midori Mitamura
http://www.midorimitamura.com
https://www.facebook.com/midorimitamura
Yuuki Kobayashi
https://www.yukikoba.com
Tetsuyuki Nagata
http://www.offsociety.com
Esuke Sugizaki
http://fp.yafjp.org
http://bricolaq.com
https://twitter.com/pulfujiko
Midori Mitamura
http://www.midorimitamura.com
https://www.facebook.com/midorimitamura
Yuuki Kobayashi
https://www.yukikoba.com
Tetsuyuki Nagata
http://www.offsociety.com
Esuke Sugizaki
http://fp.yafjp.org
■About PORT JOURNEYS
ZOU-NO-HANA TERRACE initiated the “PORT JOURNEYS” in 2011, to build relations upon an axis of cross-cultural exchange, through the collaboration of world port municipalities engaged in creative community development, cultural facilities, and artists.
Yokohama’s ZOU-NO-HANA TERRACE has as its objective multi-dimensional and sustainable mutual exchange among artists, municipal administrators and cultural facility staff in each port city. Cities to be involved with this cultural exchange include Yokohama’s sister ports, and port cities having partner relations with Yokohama, and other creative port cities.With the globalization of the world’s economy and changes in economic spheres, there is a demand for cities to reconsider their traditional functions and reinvent themselves; it is in that setting that more and more metropolitan centers around the world are promoting community development with citizens and artists and creators at the core of their concepts.
As a platform for the promotion of community creation, this project’s pursuit is the autonomous development of creative inter-city exchange.
Yokohama’s ZOU-NO-HANA TERRACE has as its objective multi-dimensional and sustainable mutual exchange among artists, municipal administrators and cultural facility staff in each port city. Cities to be involved with this cultural exchange include Yokohama’s sister ports, and port cities having partner relations with Yokohama, and other creative port cities.With the globalization of the world’s economy and changes in economic spheres, there is a demand for cities to reconsider their traditional functions and reinvent themselves; it is in that setting that more and more metropolitan centers around the world are promoting community development with citizens and artists and creators at the core of their concepts.
As a platform for the promotion of community creation, this project’s pursuit is the autonomous development of creative inter-city exchange.