PICTURE THIS: 横浜インターナショナルユースフォトプロジェクト写真展
開催日時: | 2017年1月14日(土)〜22日(日) 10:00-18:00 *22日(日)のみ16:00まで |
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会場: | 象の鼻テラス |
参加費: | 入場無料 |
主催: | 横浜栄写友 |
助成: | ヨコハマアートサイト |
連携: | フォトヨコハマ、第50回アジア開発銀行年次総会横浜開催 |
後援: | (公)横浜市国際交流協会(YOKE) |
協力: | (株)カラーサイエンスラボ |
国際都市横浜。でも実際に私達はどれくらい国際的な横浜の側面を知っているでしょうか?
Picture This: 横浜インターナショナルユースフォトプロジェクトでは、横浜市在住の外国につながるティーンエイジャー達にカメラを持たせ、彼等の目線から横浜を撮ることで、外国人市民とそのコミュニティーの存在を可視化し、多文化共生へ向けてのダイアローグに繋がればと願っています。
第一回目のプロジェクトには、8月から月2回のペースでワークショップを行いました。参加したティーン達は、日本で生まれ育った外国籍の子や国際結婚家庭の子、幼い時に親と移住してきた子、最近来たばかりで日本語を勉強中の子、海外生活の長い帰国子女などの11人が参加。カメラをツールに自己表現としての写真を学びつつ、自分の存在に目を向けてきました。
それぞれの立場は違っても、みんな日本社会の中で自分のアイデンディティーを見出そうとしています。
そんな彼等の眼に映るものごとを通して、いつもの見慣れた風景も違って見えてくる。そこには新しい発見があり、多様な人々が普通に暮らす横浜の姿が写っています。
ワークショップでは、参加者それぞれの生活の中でその人にしか撮れない作品を中心に選んで印刷して講師からアドバイスを受けたり、地元のアマチュアカメラマン達と撮影へ行ったりと、普段接点のない人たちがコラボする中で、この写真展が生まれました。でもこのプロジェクトで一番大切なのは、ファイナルプロダクトではなく、そこにたどり着くまでのプロセスです。
第2回インターナショナルユースフォトプロジェクトも今年の夏から始まる予定です。
参加希望の方は、PictureThisJP@gmail.com まで!
■関連イベント
オープニングセレモニー with ユースフォトグラファー達
開催日時:1月14日(土)16:30-17:00
◼︎横浜栄写友
横浜市栄区誕生と共にスタートした写真愛好家クラブ。地元横浜をこよなく愛すアマチュア写真家達が、毎月の例会と撮影会の他、年1回のクラブ展はテーマを定め取組んでいます。
横浜栄写友 HP: http://eishayu.squarespace.com/
◼︎大藪順子(おおやぶのぶこ) / プロジェクトプロデューサー&講師
フォトジャーナリスト。
アメリカのコロンビア・カレッジ・シカゴ卒業後、アメリカ中西部の新聞社で専属写真家を務める。仕事の傍ら、性暴力被害者を取材撮影し写真プロジェクト「STAND:性暴力サバイバー達」を発表。同プロジェクトがアメリカでテレビドキュメンタリーとなり、大きな反響を呼び、米連邦政府の女性に対する暴力に関する上院議員特別議会で発言権を与えられる。以来、ワシントンの上院議員オフィスからハワイの女性刑務所まで、アメリカ各地で展示会と講演をし、米政府主催による数々の全米防犯キャンペーンにも携わる。2006年より日本各地でも講演と写真展を通して性暴力被害者支援体制を整えるために活動する。2008年やよりジャーナリスト賞受賞。2011年アメリカシカゴの母校より卒業生優秀賞受賞。2007年著書「STAND-立ち上がる選択」出版(フォレストブックス)。現在横浜在住。