象の鼻テラス
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PERFORMING ARTS

PORT JOURNEYS showcase 武田力/マニラ
「タコはタコでも、日本人です」

開催日時: 2016年8月29日(月) 受付開始19:00 開演19:30
会場: 象の鼻テラス
アーティスト: 武田力(アーティスト・俳優)
コーディネーター: 藤原ちから(BricolaQ)
入場料: 500円(たこ焼き付き)、その他飲食代別途
※象の鼻カフェラストオーダー21:00
参加方法: こちらのフォームよりお申し込みください。
主催: 象の鼻テラス

※(8/29 10:00追記)台風の影響が心配されますが、現時点では開催予定です。
開催有無の決定については、16:00までにホームページ、Twitter、facebookページなどでご案内します。

(8/29 16:00追記)
15:00時点での天気予報などを参照し、開催を決定いたしました。お気をつけてお越しください。
当日受付も行います。

 
English information here

世界のクリエイティブな港町をつなぐ、ポート・ジャーニー・プロジェクト。
2016年から、海外に滞在したアーティストや、横浜を訪問する海外アーティストによるトークとワークショップのミニシリーズ、「showcase」をスタートしました。
第3回目はフィリピン、マニラのカルナバル・フェスティバルでレクチャーパフォーマンス"An octopus is an octopus, but it is Japanese”を上演した武田力を迎え、日本再上演を試みます。終演後はゲストとともに作品・歴史・創作にまつわるアフタートークも開催。ぜひご参加ください。

 


「タコはタコでも、日本人です」
 
フィリピンに住んでいる人たちは、まずタコを食べません。
でも、たこ焼きはフィリピンで人気の食となりつつあります。
大きなショッピングモールとか、お金が集まる場所で食されることが多いみたい。
そこに来られる人はたこ焼きが日本発祥の食べ物であることを知っています。
でも、そのたこ焼きにタコは入っていません。中身はイカかキャベツかニンジンかチーズか。フィリピンのたこ焼きに、タコは仲間に入れません。
 
タコはいろんな意味合いを持っています。
帝国主義を前提とした大陸侵略、また春画では性交の象徴として描かれたり、蛸薬師など福を呼ぶ生き物としても多くの儀式儀礼に用いられてきました。
 
ところで、かつて日本は戦争中にフィリピンを統治していました。その間、たくさんの人が亡くなりました。
いまもフィリピンの首都マニラの海にはその戦争によった、たくさんの船と遺体が沈んでいます。
タコは隠れられる住処を好みます。そしてなんでも食べます。
 
あれから長い時間が過ぎて、なにを現代における和解とし、なにを一緒に更新していけるのか。
そこに明確な答えはありません。ひとりひとりが自分なりにでも、そこに想像を巡らせることができるか否か。
そして、どうやら生も死も、善も悪も、快楽も嫌悪も、すべてを内包しているのがタコであり、また人間のようです。
 
そんなことをタコを獲って、たこ焼きにして、食べることでやります/やってみます。


■アフタートーク
進行:藤原ちから
ゲスト:武田力、JKアニコチェ(フィリピン・カルナバル・フェスティバル ディレクター)ほか
通訳:福岡里砂
 

■プロフィール
武田力 Riki Takeda
アーティスト、俳優。
とある幼稚園で働いたのち、俳優として演劇に関わる。
2012年より自身での作品制作を開始。素材は「子ども」や「糸電話」や「街」など。
それらはアジア各地の民俗芸能の構造をもとに創作されている。民俗芸能に社会の端緒を見、そこに現代を反映して観客一人ひとりとともに思考する作品を制作する。また実際の芸能事業にも関わり、現在、滋賀県高島市に伝わる朽木古屋六斎念仏踊りを継承中。
また、フィリピンの国際演劇祭“Karnabal”からの招聘を受け、2015年からタコを俳優とする演劇作品をフィリピンのスラム街で制作している。アーツコミッション・ヨコハマ2016年度クリエイティブ・チルドレン・フェローシップに採択される。
 




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ENGLISH
“Port Jouneys” is the project of building and sustaining Inter-City Relations through Cultural Exchange among Port Cities of the World.
We launched small event “showcase” including talk & workshop.

Manila: Riki Takeda
"An Octopus is an octopus, but it is Japanese"


■About PORT JOURNEYS
ZOU-NO-HANA TERRACE initiated the “PORT JOURNEYS” in 2011, to build relations upon an axis of cross-cultural exchange, through the collaboration of world port municipalities engaged in creative community development, cultural facilities, and artists.
Yokohama’s ZOU-NO-HANA TERRACE has as its objective multi-dimensional and sustainable mutual exchange among artists, municipal administrators and cultural facility staff in each port city. Cities to be involved with this cultural exchange include Yokohama’s sister ports, and port cities having partner relations with Yokohama, and other creative port cities.With the globalization of the world’s economy and changes in economic spheres, there is a demand for cities to reconsider their traditional functions and reinvent themselves; it is in that setting that more and more metropolitan centers around the world are promoting community development with citizens and artists and creators at the core of their concepts.
As a platform for the promotion of community creation, this project’s pursuit is the autonomous development of creative inter-city exchange.   

*PORT JOURNEYS facebook page
*PORT JOURNEYS website

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