
ポート・ジャーニー・プロジェクト 横浜⇄ハンブルク トークイベント「アートがもたらすもの。そして生まれる’作品’とは」+スナックマイケル
開催日時: | 2014年3月20日(木) トークイベント 18:30〜20:00 スナックマイケル 20:00~21:30 |
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会場: | 象の鼻テラス |
登壇者: | マイケル・クレス(アーティスト/FRISEディレクター)、天野太郎(横浜美術館 主席学芸員、横浜トリエンナーレ キュレトリアル・ヘッド)、岡田勉(象の鼻テラスアートディレクター)、他ゲスト ※逐次通訳 |
参加費: | 参加無料。ドリンクご注文の場合は別途料金 |
お申込み方法: | 予約優先。当日参加可能。 こちらのフォームよりお申込み下さい。 |
主催: | 象の鼻テラス |
facebookイベントページ: | https://www.facebook.com/events/615109138569862 |
横浜、象の鼻テラスが推進する国際文化交流プロジェクト、ポート・ジャーニー・プロジェクト。メルボルン、サンディエゴに続き3都市目となる、横浜との姉妹港をもつハンブルクとの交流プログラムです。
ハンブルクのアーティストラン・スペース「FRISE」のディレクターであり自身もビデオアーティストであるマイケル・クレスが来日し、アーティストトークと天野太郎氏の対談を実施。終了後はスナックとして、マイケル自らみなさんにハンブルク料理をふるまいます。
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■プログラム
18:30~20:00 トークイベント
Art Mediation meets Mediation Art ーアートがもたらすもの。そして生まれ
る’作品’とはー
1.マイケル・クレスによるアーティストトーク
ビデオアーティスト、マイケル・クレスが自身のアーティストとしての活動を、まちに作用するアートといった視点も交えて紹介します。また、今回の滞在中に横浜のアーティスト達とともに制作を行い、9月の「PORT JOURNEYS DIRECTORS MEETING」期間中に象の鼻テラスで公開する新作についても発表します。
2.ゲストとの対談
横浜トリエンナーレ キュレトリアル・ヘッドの天野太郎氏をゲストに迎え、ヨコハマトリエンナーレのショートプレゼンテーションを行います。その後、まちに作用するアートというテーマでマイケル・クレスとの対談を行います。
20:00~21:30 スナックゾウノハナvol.15 「スナックマイケル」
マイケル・クレスがマスターをつとめるスナックマイケル。
セレクトした音楽をレコードで流し、自身の手料理をふるまいます。
*ドリンク代別途
ハンブルクのアーティストラン・スペース「FRISE」のディレクターであり自身もビデオアーティストであるマイケル・クレスが来日し、アーティストトークと天野太郎氏の対談を実施。終了後はスナックとして、マイケル自らみなさんにハンブルク料理をふるまいます。
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美術が、美術館という箱を飛び出して、街や社会に関わりを深めていった60年代。
当時そのムーブメントは「フルクサス」などに代表されるように、特徴的な前衛芸術運動として紹介され美術の歴史に刻まれています。
しかし、それは終わった出来事なのではなく、2010年も半ばにさしかかった今に続く「現代アート」の最初の1ページだったはず。
創造都市施策を掲げる横浜では、文化芸術の創造性をまちづくりに生かし、市民の活力を引き出す、街を舞台にしたアート・フェスティバル、光でつくる夜景演出など公共空間を利用した数多くの実験的取り組みを行い多くの来場者が訪れていますが、それらも、いわば原点は60年代にあり、アートファンとアーティストたちがともに育って、共有しあえるプラットフォームが成熟したとも言えます。
Port Journey Yokohama↔Hamburgでは、ハンブルクのアーティストラン(アーティストが運営する施設)「FRISE」のディレクターであり、自身もアーティストであるマイケル・クレスを招聘し、2014年9月に向けて展示制作を行います。
それに先立ち、本プログラムでは、60年代以降の現代アートを振り返りながら、一方で、アーティストが来るべき社会にいかに関わるべきかを再考し、実践するための交流とディスカッションの場を作ります。(本プログラムでのドキュメント等は、9月の展示に反映されます)
■プログラム
18:30~20:00 トークイベント
Art Mediation meets Mediation Art ーアートがもたらすもの。そして生まれ
る’作品’とはー
1.マイケル・クレスによるアーティストトーク
ビデオアーティスト、マイケル・クレスが自身のアーティストとしての活動を、まちに作用するアートといった視点も交えて紹介します。また、今回の滞在中に横浜のアーティスト達とともに制作を行い、9月の「PORT JOURNEYS DIRECTORS MEETING」期間中に象の鼻テラスで公開する新作についても発表します。
2.ゲストとの対談
横浜トリエンナーレ キュレトリアル・ヘッドの天野太郎氏をゲストに迎え、ヨコハマトリエンナーレのショートプレゼンテーションを行います。その後、まちに作用するアートというテーマでマイケル・クレスとの対談を行います。
20:00~21:30 スナックゾウノハナvol.15 「スナックマイケル」
マイケル・クレスがマスターをつとめるスナックマイケル。
セレクトした音楽をレコードで流し、自身の手料理をふるまいます。
*ドリンク代別途
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■アーティストプロフィール
マイケル・クレス
1964年ミュンヘン生まれ、ハンブルク在住。コンセプチュアル・アーティストであると同時にキュレーター、ディレクターとしても活動。
ハンブルク大学でビジュアルコミュニケーションと美術を学ぶ。
記号や言語が、メディアとして自立するきっかけやその瞬間に着目し、1960年代に撮られた映像・映画に見られる空間的広がりについて2004年から調査研究を行なっている。コンセプチュアルアートを背景としてビデオ、ドローイング、文章、音楽、写真など様々なメディアを用いる。2012年、西宮船坂ビエンナーレに招待来日し、ビデオパフォーマンスを制作。
ハンブルクでもっとも歴史のあるアーティストランスペースのひとつ、「FRISE」の実行委員、ドイツ、ベルリンのアーティスト協会実行委員を務めている。1996年~2003年、ユネスコの国際芸術協会のボードメンバー。
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■ポート・ジャーニー・プロジェクトとは
象の鼻テラスが横浜の姉妹、提携港がある都市を皮切りに、クリエイティブ活動が盛んな世界の港町との文化的交流を図る国際プロジェクト。
文化活動をけん引する有識者を招きディスカッションを重ね、都市文化に触れる機会を創出する文化コンテンツをジャンルレスに展開。2011年秋、メルボルン(オーストラリア)との交流がスタート。
2012年7月にはメルボルン、11月にはサンディエゴ(アメリカ)からのアーティストが来日。2013年5月には日本からメルボルンへのアーティストの派遣を行った。ハンブルクは3都市目となり、今後は、バーゼル(スイス)、仁川(韓国)などとの交流を予定している。
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■Artist Profile
Michael Kress, is a conceptual artist / curator / director, born in 1964, in Munich, Germany, living in Hamburg.
He studied visual communication and fine arts at the University of fine arts Hamburg.
The focus of his work is semiotics and language as a normative moment in the construction of a media-identity. Since 2004 Kress has been examining spatial imagination in varies movies of the 1960’s.
Coming from a background of conceptual art, he uses different media, like video, drawing, writing, sound and photography in his examinations. In 2012 he has been invited to the nishinomiya-funasaka biennale where he produced a video performance.
He is member of the executive committee of FRISE/Hamburg, one of the most long existing artist-studio-houses in Germany. He is part of the executive committee the Deutscher Künstlerbund Berlin. 1996-2003 Kress had been member of the board of the international association of fine arts (IAA/UNESCO).
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■ABOUT PORT JOURNEYS
PORT JOURNEYS is an international project initiated by ZOU-NO-HANA Terrace for cultural exchange among port cities of the world that have rich creative environments, beginning with ports affiliated with Yokohama.
Through dialogue with experts well versed in cultural activities, the project developed as a means to provide opportunities to create encounters with the city’s culture, regardless of artistic genre.
Artists visited our city from Melbourne in July 2012 and from San Diego in November the same year, with an artist from Yokohama visiting Melbourne in May this year. Hamburg becomes the third city to participate, with scheduled participation from Basel, and Incheon.