
日本-韓国ダンス交流プロジェクト
DANCE CONNECTION
開催日時: | Seize the day—二つのからだ、二つの記憶 2014年2月14日(金)、15日(土)19:00開演 Face to Face 2014 version 2014年2月15日(土)20:00開演 ※14日 アフタートークあり ゲスト:乗越たかお(作家・ヤサぐれ舞踊評論家 |
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会場: | 象の鼻テラス |
料金: | 一般前売り 1,500円/当日 2,000円 学生前売 1,000円/当日 1,500円 ※各公演毎に料金を頂戴致します。 ダンスコネクション通し券 一般前売り 2,000円/学生前売り 1,500円 ※「Seize the day」と 「Face to Face」の両公演をご覧いただけるお得な通し券です。 |
主催: | 横浜赤レンガ倉庫1号館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団) |
共催: | Seoul Performing Arts Festival、八戸市 |
支援: | 文化庁 |
助成: | 公益財団法人 日韓文化交流基金 |
協力: | 国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2014 実行委員会 急な坂スタジオ、象の鼻テラス |
後援: | 横浜市、駐日韓国大使館 韓国文化院 、神奈川新聞社、tvk RFラジオ横浜、FMヨコハマ、横浜市ケーブルテレビ協議会 |
日本ー韓国ダンス交流プロジェクト
Seize the day—二つのからだ、二つの記憶
日韓のダンスコレクション受賞者同士がコラボレーションするのがこの企画だ。日本側は長い手足を駆使し、緊張しているんだか脱力しているんだかわからない不思議な味わいの作品『twilight』を発表し、みごと奨励賞を受賞したシマダタダシ。韓国側は『Person(You&I)』で男女の機微を描いたキム・クァンミン。この二人が組んだ『Memories』は、互いのソロを十分に活用しながら、次第にクロスオーバーさせていく作品だ。シマダは動きがより重層的になって肉感的な魅力も増している。キムは好対照に、軽妙で洒脱な振りを無限に連鎖させるように紡いでいく。質感の違う二人が時間をかけて噛み合っていく妙は、まさにこの企画自体の本質を見るような作品といっていいだろう。
乗越たかお(作家・ヤサぐれ舞踊評論家)
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■アーティストプロフィール
『Seize the day - 二つのからだ、二つの記憶』出演者
シマダ タダシ/SHIMADA Tadashi
(2013年横浜ダンスコレクション受賞振付家)
1986年6月14日生、神奈川県横浜市出身。幼少は絵を習い、19歳から演技のメソードを奈良橋陽子主宰「UPS academy」で学び、その中で身体表現と出会い翌年ソロ作品『HIRUGAO』を発表。主に即興でソロを中心に活動。これまでバレエやカポエイラなどの身体を経験していくが、日々の生活にまみれた身体性や感情の記憶を紡いでいくような表現を求め、自分なりのやり方で身体を探求し続けている。操体学を、故・軍司むつみから学ぶ。 振付家、鈴木知久に師事。
『twilight』で、横浜ダンスコレクションEX 2013 コンペティションⅠ(作品部門) 奨励賞 受賞。
キム・クァンミン/KIM Kwang-min
(2012年ソウルダンスコレクション受賞振付家)
1982年2月17日生、韓国ソウル出身
コンテンポラリーダンスの世界に入ったのは比較的遅く、バレエを習っていた兄の影響で20歳よりダンスを始める。翌年、国民(クンミン)大学校にて本格的にダンスを学びながら様々な作品に参加し経験を積む。自身と向き合うため創作活動を始め処女作『Shouting!』を29歳で発表。コミュニケーションを軸としたテーマで日常生活の小さな動作から作品のモチーフを得ている。2012年には『Person (You&I)』でソウルダンスコレクション振付家賞受賞。
Face to Face 2014version
昨年度日本-韓国ダンス交流プロジェクト DANCE CONNECTION が生みだした、鈴木優理子×ファン・スヒョンによる作品「Face to Face」。約1ヶ月ずつの横浜とソウルでのレジデンス、ソウル・八戸・横浜-日韓3都市での上演を行い、ご来場の皆様の好評を博しました。しかしプロジェクト・作品は、昨年度だけでは終わりません、本年度再び始動をはじめます。
作品にさらなるリ・クリエーションとブラッシュアップを重ね、装いも新たに「Face to Face 2014 version」として生まれ変わり、横浜に再登場します。1年を重ねた、2人の女性新進振付家の「今」が生み出す「新たな作品」。 どうぞご期待ください!
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■アーティストプロフィール
『Face to Face 2014version』出演者
鈴木優理子/SUZUKI Yuriko
(横浜ダンスコレクションEX2012 受賞振付家)
群馬県出身。16歳より木佐貫邦子に師事。
日本大学芸術学部洋舞コース卒業後、Salzburg Experimental Academy of Dance にて修行する。
デュオ作品『BORN/2011』はヨーロッパ5カ国にて上演され、スペインACT Festival2011 Best Choreographic Direction受賞、横浜ダンスコレクションEX2012審査員賞受賞。
近年では日韓ダンス交流事業にてHwang Soo hyunとの共同制作、思考と身体をテーマにしたソロ作品『Amvibalence』を国内外で発表する。トヨタコレオグラフィーアワード2012ファイナリスト。
ファン・スヒョン/HWANG Soo-hyun
(ソウルダンスコレクション 選定振付家)
昨年度「日本-韓国ダンス交流プロジェクト 横浜ダンスコレクション×ソウルダンスコレクション 『DANCE CONNECTION』」に 参加。2011年には、Co-Labプロジェクト・グループを結成。『Co-Lab:ソウル―ベルリン』を発表し、財団法人韓国公演芸術センター(Hanguk Performing Arts Center)主催の「ライジングスター」に選定される。また同作で2012年フェスティバル/トーキョーに参加。その他にも、2008年韓国アーツ・カウンシルにより、若手注目アーティストに選定され、2009年『Timing』でイギリス・サドラーズウェルズ劇場によるグローバルダンスコンテストのファイナリストに選出。2010年には『On the Sound』でソウル舞踊祭に招聘された。
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日本-韓国ダンス交流プロジェクト DANCE CONNECTION とは
「横浜ダンスコレクション」と「ソウルダンスコレクション」 ― 日韓を代表する「ダンスコレクション」によるダンスを通じた文化交流プロジェクト。選ばれた受賞振付家が、それぞれの国に約1ヶ月滞在し、ワークショップ等を経験しながら、共同制作にチャレンジ。言葉や文化、ダンスの性格も異なる相手との交流や議論を通じ、新しい視点で制作に取り組みます。
創った作品を練り上げながら、ソウル・八戸・横浜-日韓3都市で上演します。本年度はプロジェクト初の男性振付家2名が参加。すでに韓国での1ヶ月のレジデンスを経て2013年10月の「ソウルダンスコレクション」にて作品「Memories」を発表。さらに約1ヶ月の横浜レジデンスを経て進化した作品「Seize the day - 二つのからだ、二つの記憶」を上演します。また昨年度も好評を博した日韓女性振付家によるデュオ作品がリ・クリエーションとブラッシュアップを経て再び登場します。