Theater ZOU-NO-HANA vol.4
『象の思い出』 作品発表
開催日時: | 2013年9月23日(月・祝) 14:00〜 |
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会場: | 象の鼻テラス、象の鼻パーク |
作・構成・演出: | 柴幸男(ままごと) |
入場料: | 無料 |
主催: | 象の鼻テラス、ままごと |
演出家 柴幸男と一般の参加者で9月20日-22日の3日間ワークショップを行い、制作された短編演劇の作品発表です。
ワークショップ参加者募集についてはこちらをご覧ください。(募集は締め切りました)
象の鼻テラスでは、年間1 組のアーティスト・演出家を招き、象の鼻テラス/ パークのパブリックな都市空間の風景を瞬間的に変身させ、都市の非日常を生み出す作品制作プロジェクト、「Theater ZOU-NO-HANA( 以下シアターゾウノハナ)」が始動しました。
今年度のシアターゾウノハナでは、『わが星』にて第54 回岸田國士戯曲賞を受賞し、あいちトリエンナーレや瀬戸内国際芸術祭への参加など、全国各地で精力的に活動している、柴幸男( ままごと主宰) を迎え、年間を通して象の鼻を舞台とした作品制作を行い、今年度12 月に集大成となる演劇公演を行います。
本作『象の思い出』では、柴幸男と20 代-40 代迄の幅広い年齢層の一般参加者20 名により、短編演劇を制作し、9 月23 日に象の鼻テラス・パークで作品発表します。
※本作は、12 月に開催する『シアターゾウノハナ』本公演での定期上映を予定しています。
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柴幸男より
象の鼻テラスにある風景、音、人、匂い、を使って、その一部になって、作品をつくってみましょう。
演劇をやったことのない人でもかまいません。大きな声が出せなくても、体が動かなくても、きっとだいじょうぶ。
大切なのは、観察すること、見失わないこと、そっと包み込むこと。
たくさんの作品を紡いで、ひとつの風景にして、象の鼻テラスで発表しようと思ってます。
そして、その作品を12月に定期上演したいと考えています。たくさんのご応募をお待ちしています!
■アーティストプロフィール
柴幸男
1982年生まれ、愛知県出身。劇作家・演出家・「ままごと」主宰。
「青年団」演出部所属。「急な坂スタジオ」レジデント・アーティスト。
日本大学芸術学部在学中に『ドドミノ』で第2回仙台劇のまち戯曲賞を受賞。2010年に『わが星』で第54回岸田國士戯曲賞を受賞。
何気ない日常の機微を 丁寧にすくいとる戯曲と、ループやサンプリングなど演劇外の発想を持ち込んだ演出が特徴。全編歩き続ける芝居『あゆみ』、ラップによるミュージカル『わが星』、一人芝居をループさせて大家族を演じる『反復かつ連続』など、新たな視点から普遍的な世界を描く。あいちトリエンナーレや瀬戸内国際芸術祭への参加、岐阜県可児市での市民劇の演出、福島県いわき総合高校での演出など、全国各地にて精力的に活動している。
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Theater ZOU-NO-HANAとは
象の鼻テラスが、年間1組のアーティスト・演出家を招き、象の鼻テラス/パークのパブリックな都市空間の風景を瞬間的に変身させ、その場に居合わせた誰もが、都市の非日常を体験する作品制作を目指すプロジェクトです。
演出家・振付家が仕掛けた演出により、象の鼻に居合わせた一般来場者や観客も作品を作り上げる役割を担い、協働する事で対話を生み出し、「人」と「人」との間隔、「人」と「まち」との距離感を身近にする事を目指します。
開港当時から日本と外国の文化が出会い、新しい文化が生まれた象の鼻を舞台に、世代、国境等、多様なバックグラウンドを超えて、誰もが同じ時間や空間、世界を共有する感覚を生み出します。
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Theater ZOU-NO-HANA 柴幸男 これまでの活動
(ワークショップ、ショーイングの写真がご覧になれます)
2013.4.30 Theater ZOU-NO-HANA vol.1 「現わる、消える」
2013.5.19 Theater ZOU-NO-HANA vol.2
2013.5.19 Theater ZOU-NO-HANA vol.3(追って写真を公開します)