ZOU-NO-HANA GALLERY SERIES vol.9
中瀬俊介展「季節の種 The Season's Seed」
開催日時: | 2023年2月28日(火)〜3月12日(日)10:00-18:00 *開館時間に準じます。 |
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会場: | 象の鼻テラス |
アーティスト: | 中瀬俊介 |
主催: | 象の鼻テラス |
ZOU-NO-HANA GALLERY SERIES vol.09
中瀬俊介展「季節の種 The Season's Seed」
象の鼻テラスでは、2020年度より、横浜を拠点に活動するアーティストを中心にご紹介する展示シリーズ「ZOU-NO-HANA GALLERY SERIES」を開催しています。
第9弾は、映像作家・ドラマトゥルクとしてコンテンポラリーダンスの分野で活躍する中瀬俊介です。展示には、これまで様々なアーティストとのコラボレーションで生み出された映像作品と、作品制作におけるイメージの解体の試行が並び、自身のアートワークを紐解きます。また今回初となるインスタレーション作品を発表。インタラクティブ性を取り入れた本作品は、象の鼻テラスの日常風景と重なり、時間の変化を映し出します。
期間中、3月3日(金)にはオープニングライブとして映像と音のライブパフォーマンスを開催します。さらに、行動学者の細馬宏通氏の対談形式のトークも実施します。
■ 展示コンセプト
『季節の種 The Season's Seed』
青い種は春の種 穏やかな狂気を連れてくる
赤い種は夏の種 気だるげな重力
白い種は秋の種「肌寒いでございますわね」
黒い種は冬の種 まだ季節が巡ると信じている愚かさ
いつも黄色い種だけが 花を咲かせて枯れて散る
―――
2014 年から2022 年にかけて作られた舞台演出用の映像数点と、そこから切り出されたスチールの7 点。
また水と土を混ぜて作られた泥の彫刻、その泥を素材としてアーティスティックレンダリングされた新作映像。
少しの詩。
the fog hider[deltaker/never catch up to you(2016)]
planisphere[minami nakayashiki/drop(2018)]
hello new world order[Baobab/unbalanced(2021)]
■関連イベント
オープニングライブ「映像と音楽のライブパフォーマンス -audiovisual live-」
開催日時:2023 年3 月3 日(金)18:00-20:30(live 19:00-)
会場:象の鼻テラス
出演:中瀬俊介 × 角田寛生
料金:無料(1drink free)
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トーク
中瀬氏とジャンルを横断するゲストによる対談
ゲスト:細馬宏通(行動学者)
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■ アーティストプロフィール
中瀬俊介 / NAKASE Syungsuke
1983 年生まれ、横浜在住。映像作家・ドラマトゥルク。和光大学文学科在学時からライブコンサートの映像演出や、企業広告の仕事を始める。2009 年より1 年間世界を回り、また2012 年にも2周目となる世界一周を果たす。2017 年、Dance Company Baobab に加入。映像のみならず、ドラマトゥルクとして主宰の北尾亘とともに作品の創作に関わる。これまでに岡本優、笠井叡、中村蓉、中屋敷南、山田うんなどの舞台作品に映像演出で参加。