ZOU-NO-HANA GALLERY SERIES vol.8
加藤亮/中村洋子展 「brackish water」
開催日時: | 2023年1月24日(火)〜2月13日 (月)10:00-18:00 *開館時間に準じます。 |
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会場: | 象の鼻テラス |
アーティスト: | 加藤亮、中村洋子 |
主催: | 象の鼻テラス |
ZOU-NO-HANA GALLERY SERIES vol.08
加藤亮/中村洋子展 「brackish water」
象の鼻テラスのギャラリー壁で展開する展示シリーズ(ZOU-NO-HANA GALLERY SERIES)のご案内です。
本シリーズは横浜を拠点に活動するアーティストを中心にご紹介しています。
■ コンセプト
汽水:河川の河口など海水と淡水が混合する塩水。
彫刻と工芸を行き来する作家、加藤亮と中村洋子による2回目となる2人展。
象の鼻テラスは海と陸との境界を臨むところにある。
その施設内に水平線/地平線/生活空間の混じり合う中間域を生成する。
■ アーティストプロフィール
加藤亮/1978年 愛知県生まれ
神奈川県横須賀市在住。武蔵野美術大学彫刻学科卒業後、彫刻を用いたインスタレーションを制作する。近年では、展示する場所に既にある家具等を別の事柄を加え再構築し、日常と物語が交差する制作を展開している。
また、船舶用品や園芸用品など既に用途がある物を別の用途に置き換えた家具や雑貨も制作している。
個展“envelope 3” GFAL 武蔵野美術大学 2009年
ねんどやきもの劇場 金沢21世紀美術館 2011年
個展“この物語の結末は死ではない” 横浜アパートメント 2016年
加藤亮/中村洋子“House on the sea” トキアートスペース 2018年
個展“life of seaside” 象の鼻テラス 2022年
その他個展グループ展多数
撮影: 輿石真由美
中村洋子
1950年 金沢市生まれ
東横学園女子短期大学 国語国文学科卒業 (現東京都市大学)
中村錦平に出会い、造形をはじめる。
陶芸から出発し、現在は屋外でのインスタレーションを制作する。
屋外展「雨引の里と彫刻」に2006年より毎回参加。
また、2019年「来るべき世界:科学技術、AIと人間性」青山学院大学中庭で展示。
主な個展 中京大学アートギャラリーC・スクエアー、スパイラル(東京・青山)ショウケース、横浜ベイクォーター
主なグループ展 「生への言祝ぎ」大分県立美術館
著作 「MESH/CLAY/FIREー中村洋子のやきもの」(美術出版社 2001)
https://www.nakamura-yoko-mesh.com/
中村洋子 ステートメント
素材はステンレスメッシュ。雲のように形は自由自在。存在も軽々と変えられる。
空気も光も透過させる。これらの特質を基に、周囲の状況をまき込んで、物的だけでなく事的世界観(=関係主義的存在感)でインスタレーションする。
今回は象の鼻テラスの空間とそれを囲む海が私を動かせた。