ZOU-NO-HANA BALLET PROJECT
Walk Installation ARUKU vol.2

開催日時：	2021年12月22日(水)〜2022年1月13日(木)
	10:00 − 18:00（12/22-25は20:00まで）
会場：	象の鼻テラス
プロジェクトリーダー：	安藤洋子
主催：	象の鼻テラス
協賛：	株式会社FREEing
問い合わせ：	TEL：045-661-0602
	MAIL：yokohama-ballet@archive.zounohana.com

ZOU-NO-HANA BALLET PROJECT
Walk Installation ARUKU vol.2

世界の第一線で活躍してきたダンサー・安藤洋子がプロジェクトリーダーを務めるZOU-NO-HANA BALLET PROJECT（ゾウノハナバレエプロジェクト）の実験的パフォーマンスの第二弾、Walk Installation ARUKU vol.2を開催します。2021年6月に実施した「ワークインプログレス」をキックオフとして半年間のクリエーションを重ね、安藤洋子とその元に集ったジュニアからシニアまでの幅広いメンバーで3日間の舞台を作ります。会期中、会場には韓国在住アーティストのジヨン・イによる群集を表現した写真インスタレーション空間が現れ、その中で舞台の公開クリエーションを繰り広げます。
幅広い世代の一人ひとりの身体が同じ空間に集い、日常の行為「ARUKU=（歩く）」ことで立ち現れる非日常風景をぜひ体感してください。


 

【PROGRAM】



◼︎ARUKU ダンスパフォーマンス
安藤洋子が演出・振付するダンスパフォーマンスには約50名が出演します。
クリエーションを重ね、インスタレーション作品の中でパフォーマンスを行います。

・日時：2022年1月8日（金)〜10日（月祝）19:00 開演 / 18:30 開場 
・会場：象の鼻テラス
・料金：大人(高校生以上) 2,000円、小人(小・中学生)1,500円 ※未就学児無料 
           （要事前申込/全自由席）
  ＊【12月17日（金）12 : 00】 よりチケットの受付を開始いたします。
・申込方法：ウェブサイトの申込フォーム、またはメール・FAX よりお申し込み
・演出：安藤洋子

・出演者　＊五十音順
安藤洋子
[ゲストダンサー] 竹内春美
[ユース世代] 池ケ谷優希、入澤ほのか、貝ヶ石奈美、木ノ内乃々、清家知奈、出口稚子、
西澤真耶、畑珠希、本田雅治
[ジュニア世代]石川心寧、石川百花、石多奏彩来、入江美月、岩佐律果、浦上遥香、
筧康士朗、筧康太朗、加藤大舞、兼古真夏、兼古真宏、土屋杏、羽鳥結菜、林那々花、林萌々香、
宗形遥、村田七海
[シニア世代]  井口恵子、石川純子、今井由美子、加藤博司、神谷弥栄子、
神田理香、小林京子、佐藤二三男、佐藤稔、髙橋俊夫、田口則子、中野美和子、中村成孝、
名児耶英子、西野昭伸、廣田夕美、松野富恵、松本美佐子、溝口園枝、峯岸道子、室井洋一、
山田みち

→ARUKU ダンスパフォーマンス詳細ページはこちら

                                                              

◼︎ARUKU ショータイム
ARUKUダンスパフォーマンスの出演ダンサーによるデモンストレーションを期間中に披露します。

・日程：2021年12月22日（水）、23日（木）、28日（火）
　   　  2022年1月5日（水）、6日（木） 

・時間：17:00〜18:00の時間帯の中で、10分程度行います。
・観覧：無料、お申し込み不要

 

◼︎安藤洋子ワークショップ
定期的に開催している安藤洋子ワークショップを期間中にインスタレーション空間の中で行います。
ダンス経験を問わず、13歳以上の方ならどなたでもご受講いただけます。

・日時：2022年1月12日（水）
・参加対象：13歳以上、クラシックバレエやダンス経験の有無は問いません。
・定員：約20名、先着順
・料金：
　　①ビジター　1回チケット 3,000円（税込）
　　②ペリココース　3回チケット　7,000円（税込）
　　③体験チケット　1,000円（税込）
　　お申込み：メールよりお申し込みください。

　

◼︎展示
ジヨン・イ「River flows in you」
・日程：2021年12月22日（水）〜2022年1月13日（木）※開館時間に準じます。
・インスタレーションアーティスト：ジヨン・イ

《River flow in you p.1》（2010）は、さまざまな時間に階段を上下する人々を撮影したデジタル写真のコラージュ作品です。この作品シリーズは、空間を描くことではなく、むしろ、異なる時間を蓄積することの追求にあります。多数の瞬間を集約することで、現実の空間が解体され、架空の空間に変容します。瞬間たちが同時に存在するそこでは、個人に匿名性が与えられます。
そうすることで、私たちが呼ぶ「中心」と「周辺」、「個性」と「集合性」、「プライベートスペース」と「パブリックスペース」、「ローカルアイデンティティ」と「グローバルアイデンティティ」などのものの間に存在する境界を曖昧にし、あるいは違反したり、さらには否定するような素晴らしい光景を体験することになります。要するに、これらの写真の中の人々は、始まりも終わりもない一種の時間と空間に共鳴しているのです。

・アーティストメッセージ
「コロナ時代の中で「人類愛」について以前に比べて深く考えるようになった。他人に対する理解と配慮が、いつにもまして必要な時。個人の心の中にある川の水があふれ、流れ出し、さらに海へと流れていくように、人々が美しい社会を共に作っていくことを夢見る。」                                  
ジヨン・イ
 

《River flows in you p.1》Jiyen Lee   digital photo collage, 2010

【PROFILE】


安藤洋子  Yoko Ando   /  ダンサー、振付家
横浜生まれ。2001年アジア人として初めて、鬼才の振付家ウィリアム・フォーサイスの目にとまり、フランクフルト・バレエ団（ ‘05年よりザ・フォーサイス・カンパニーの名称）に入団。ドイツを拠点に15年間カンパニーの中心ダンサーとしてフォーサイスとともに作品を生み出し、世界各国の舞台で踊る。現在、自己の身体表現を模索するとともに、経験を生かした芸術教育にも力を注ぐ活動を続けている。神奈川共生共創事業「チャレンジ・オブ・ザ・シルバー」プロジェクトリーダー。YCAM InterLab + 安藤洋子共同研究開発プロジェクトRAM主宰。洗足学園音楽大学講師。



ジヨン・イ  Jiyen Lee  /  アーティスト
韓国在住。ロンドン大学ゴールドスミス卒業。
自分を取り巻く時空や自然との有機的な関係に 興味を持ち、複雑なメディアと様々な形態による作品に取組んでいる。主な個展にESPACE Louis Vuitton Hong Kong（2012年）、Le tripostal museum in France（2015年）など、海外でのグループ展も多数開催。2013-2014年のアジア・ソブリン財団、2016年の韓国銀行の「Young Artists of Our Time」の30人のファイナリストに選出。2019年秋吉台国際芸術村など、数多くのレジデンスプログラムに参加している。
https://www.jiyenlee.com/