PORT JOURNEYS showcase Juli Baker / Bangkok
《COMING OF AGE》
| 開催日時： | 2021年2月25日（木）〜3月 ※開催期間を延長します。| February 25(Thu) - March 21(Sun), 2021 10:00-18:00 |
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| 会場： | 象の鼻テラス | Zou-no-hana Terrace |
| アーティスト | Artist： | ジュリ・ベーカー | Juli Baker |
| 主催 | Organized by： | 象の鼻テラス | Zou-no-hana Terrace |
| 企画・制作 | Planned by | スパイラル／株式会社ワコールアートセンター | Spiral / Wacoal Art Center |
世界のクリエイティブな港町をつなぐ、ポート・ジャーニー・プロジェクト。2016年より、連携都市にかかわらず広く海外アーティストとその都市・クリエイティブ活動を紹介する「PORT JOURNEYS showcase」シリーズをスタートしました。
今回は、タイ・バンコクを拠点にアーティスト、イラストレーター、コラムニストとして活動するジュリ・ベーカーをご紹介します。
開催期間中、2月27日（土）14時より、アーティストのアトリエと繋ぐインスタライブも予定しています。詳細は、こちらをご覧ください。
ジュリ・ベーカー展《COMING OF AGE》
鮮烈な色使いと自由な筆致で、タイのクリエイティブシーンで高い人気を誇るアーティスト、ジュリ・ベーカー（Juli Baker）。
The Beatlesマニアの両親に育てられ、幼い頃から音楽の絶えない環境で絵を描き続けていたジュリ・ベーカーは、巨匠デヴィッド・ホックニーの絵画に感銘を受け、アーティストとして本格的に活動をはじめました。作品には、旅先の風景、日常の場面、ポップカルチャーからの引用や、白昼夢のような幻像が混在し、絶え間なく降り注ぐ太陽の光、生い茂る草花、音楽が流れるカラフルな室内、夢現を自在に行き来する人物など、様々なモチーフが描かれています。
本展では、人類を脅かすパンデミックとタイの民主化運動の最中に幕を閉じた2020年を振り返り、かつてないほどの危機感と希望を同時に感じたジュリ・ベーカーが「COMING OF AGE =成人、もしくは新しい時代の到来」をテーマに描いた作品を展示いたします。閉じ込められる自分と向き合う日々、時に愛に溢れ、時に虚無感に襲われる青春、そして未来のために戦うタイの若者たちの姿、ちぎった紙の上に描いた様々な「COMING OF AGE」のかたちをぜひご覧ください。
■プロフィール PROFILE
ジュリ・ベーカー Juli Baker
タイ・バンコクを拠点に活動するアーティスト、イラストレーター、コラムニスト。2015年チュラロンコン大学ファッションデザイン学科を卒業後、ドイツ・ベルリンにある「Noe & Zoe」のインターンシップを経て、イラストレーターとしてキャリアをスタートする。日本でも数多くのファンをもつタイのポップバンド「Plastic Plastic」をはじめ、Wホテル、ユニセフ、モレスキンなどのブランドとのコラボレーションで注目を集める。イラストレーターのみならず、ペインターとしてもタイ、スペイン、日本など国際的に活躍をする。
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■ポート・ジャーニー・プロジェクトとは
クリエイティブな街づくりを推進する世界各地の港町と文化交流を図り、象の鼻テラスと、各都市で独自な活動を行う文化施設がサステナブルな関係構築を目指す国際的なプロジェクトです。2011年に横浜とメルボルン（オーストラリア）の交流からスタートし、以降、ネットワークを徐々に拡大し、年に一度のディレクター会議（毎年ホスト都市を変えて実施）や2ヶ月に一回のオンライン会議も行いながら、交流する2都市間や、アーティストのみにとどまらない広い意味での文化交流のかたちを探っています。現在までの参加都市（ディレクター会議の単回参加も含む）：横浜（日本）、メルボルン（オーストラリア）、サンディエゴ（アメリカ）、ハンブルク（ドイツ）、上海（中国）、フローニンゲン（オランダ）、バーゼル（スイス）、ナント（フランス）、レイキャビク（アイスランド）、アンマン（ヨルダン）、高雄（台湾）、ヘルシンキ（フィンランド）、光州（韓国）など。
本プロジェクトの中で、2014年の横浜開催を皮切りに年一度続けてきた「ディレクターズミーティング」は、2015年に光州(韓国)、2016年にハンブルク(ドイツ)、2017年に上海(中国)、2018年にヘルシンキ(フィンランド)で開催され、今回で6回目の開催となる。
PORT JOURNEYS オフィシャルページ：https://portjourneys.net/
